特許
J-GLOBAL ID:202003011965904919

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-247625
公開番号(公開出願番号):特開2020-106008
出願日: 2018年12月28日
公開日(公表日): 2020年07月09日
要約:
【課題】静粛性と耐久性を向上させたバルブタイミング調整装置を提供する。【解決手段】バルブタイミング調整装置10は、カム軸と同軸の回転中心線Oまわりにクランク軸と連動して回転する駆動側回転体23と、回転中心線Oまわりにカム軸と一体に回転する従動側回転体24と、従動側回転体24に形成されている内歯歯車部28と、回転中心線Oに対して偏心するとともに内歯歯車部28と噛み合う遊星歯車部35を持つ遊星回転体26と、遊星回転体を支持する偏心軸25と、駆動側回転体23と遊星回転体26との間で回転伝達する伝達機構27とを備える。駆動側回転体23は、スラスト方向において遊星回転体26の遊星スラスト軸受部51と接触する特定スラスト軸受部52を有する。特定スラスト軸受部52と遊星スラスト軸受部51とは、平行状態において遊星回転体26の偏心側のみが接触する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
内燃機関に付設され、クランク軸(5)からのトルク伝達によりカム軸(6)が開閉する動弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置(10)であって、 前記カム軸と同軸の回転中心線(O)まわりに前記クランク軸と連動して回転する駆動側回転体(23)と、 前記回転中心線まわりに前記カム軸と一体に回転する従動側回転体(24)と、 前記従動側回転体および前記駆動側回転体の一方に形成された内歯歯車部(28)と、 前記回転中心線に対して偏心するとともに前記内歯歯車部と噛み合う遊星歯車部(35)を持つ遊星回転体(26)と、 前記遊星回転体を支持する偏心軸(25)と、 前記従動側回転体および前記駆動側回転体の他方と前記遊星回転体との間で回転伝達する伝達機構(27)と、を備え、 前記遊星回転体のスラスト方向の軸受部を遊星スラスト軸受部(51、512、514、519)とし、 前記駆動側回転体および前記従動側回転体のうち、スラスト方向において前記遊星スラスト軸受部と接触する方を特定回転体とし、 前記特定回転体のスラスト方向の軸受部を特定スラスト軸受部(52、522、528)とすると、 前記特定スラスト軸受部と前記遊星スラスト軸受部とは、平行状態において前記遊星回転体の偏心側、および、当該偏心側とは反対の反偏心側のどちらか一方のみが接触するバルブタイミング調整装置。
IPC (1件):
F01L 1/352
FI (1件):
F01L1/352
Fターム (7件):
3G018CA04 ,  3G018CA13 ,  3G018DA25 ,  3G018DA30 ,  3G018FA01 ,  3G018GA27 ,  3G018GA32
引用特許:
審査官引用 (3件)

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