特許
J-GLOBAL ID:202003011990897749

四輪駆動車の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-228571
公開番号(公開出願番号):特開2020-090198
出願日: 2018年12月05日
公開日(公表日): 2020年06月11日
要約:
【課題】四輪駆動走行時に駆動力の一部が主駆動輪側から副駆動輪側へ動力伝達部材を介して伝達される四輪駆動車に適用され、その動力伝達部材の回転速度を検出する回転速度センサを設けることなく、その動力伝達部材に接続された噛合クラッチの係合時の異音の発生を抑制できる四輪駆動車の制御装置を提供する。【解決手段】プロペラシャフト30を含む動力伝達部材は、エンジン12側にドグクラッチ56が設けられ、後輪16(副駆動輪)側に摩擦クラッチ32が設けられる。ドグクラッチ56の係合要求があると、ドグクラッチ56を同期させるように摩擦クラッチ32の係合制御を開始し、その係合制御の開始時点から指令待機時間Tdg経過後にドグクラッチ56の係合制御を開始する。指令待機時間Tdgは、ドグクラッチ56の差回転速度ΔNdgが許容差範囲ΔNA内のときにドグクラッチ56の係合が完了するように予め定められたものである。【選択図】図2
請求項(抜粋):
駆動力源からの駆動力が伝達される主駆動輪と、四輪駆動走行時に前記駆動力の一部が伝達される副駆動輪と、前記四輪駆動走行時に前記駆動力の一部を前記副駆動輪に伝達する動力伝達部材と、前記動力伝達部材と前記駆動力源との間を選択的に断接する第1クラッチと、前記動力伝達部材と前記副駆動輪との間を選択的に断接する第2クラッチと、を備え、前記第1クラッチ及び前記第2クラッチの一方は噛合クラッチとされ、前記第1クラッチ及び前記第2クラッチの他方は摩擦クラッチとされた四輪駆動車に適用され、前記噛合クラッチ及び前記摩擦クラッチを制御する四輪駆動車の制御装置であって、 前記噛合クラッチの係合要求があると、前記噛合クラッチを同期させるための予め定められた同期トルクを伝達するように前記摩擦クラッチの係合制御を開始し、前記摩擦クラッチの係合制御の開始時点から所定時間経過後に前記噛合クラッチの係合制御を開始する制御部と、 前記噛合クラッチの差回転速度が許容差範囲内にあるときに前記噛合クラッチの係合を完了させるように予め定められた、前記同期トルク及び車速と前記所定時間との関係を記憶する記憶部と、を有し、 前記制御部は、前記記憶部に記憶された前記関係から前記同期トルク及び前記車速に基づいて前記所定時間を導出する ことを特徴とする四輪駆動車の制御装置。
IPC (1件):
B60K 23/08
FI (1件):
B60K23/08 C
Fターム (11件):
3D036GA02 ,  3D036GA14 ,  3D036GA16 ,  3D036GB05 ,  3D036GD08 ,  3D036GE04 ,  3D036GF04 ,  3D036GF07 ,  3D036GH05 ,  3D036GJ01 ,  3D036GJ17

前のページに戻る