特許

J-GLOBAL ID：202003012099537088

ダントロレンを有効成分とする肝臓の線維化抑制剤

発明者： 山本 直樹 ,  高見 太郎 ,  藤澤 浩一 ,  松本 俊彦 ,  小林 茂樹 ,  山本 健 ,  矢野 雅文 ,  坂井田 功
出願人/特許権者： 国立大学法人山口大学
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2018-127270
公開番号（公開出願番号）：特開2020-007237
出願日： 2018年07月04日
公開日（公表日）： 2020年01月16日
要約：

【課題】肝臓の線維化(肝線維化)は肝臓の炎症が慢性化した際に生じやすい。この肝線維化は肝硬変や肝細胞癌の発症と関連しているため、肝線維化を効果的に抑制することが求められていた。そこで本発明の課題は、肝線維化を抑制可能な肝臓の線維化抑制剤を提供することにある。【解決手段】ダントロレン又はその薬学上許容される塩を有効成分とする肝臓の線維化抑制剤を作製する。ダントロレン又はその薬学上許容される塩が、ダントロレンナトリウムであることが好ましい。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

ダントロレン又はその薬学上許容される塩を有効成分とする肝臓の線維化抑制剤。

IPC (4件)：

A61K 31/417 ,  A61P 43/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 1/16

FI (4件)：

A61K31/4178 ,  A61P43/00 105 ,  A61P35/00 ,  A61P1/16

Fターム (11件)：

4C086AA01 ,  4C086AA02 ,  4C086BC38 ,  4C086GA02 ,  4C086GA07 ,  4C086MA01 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA75 ,  4C086ZB26 ,  4C086ZC41

引用文献：

審査官引用 (4件)

• NAFLDに対するCa代謝調節による新規治療方法の確立のための基礎的検討
• The Ryanodine Receptor is Required for Inflammasome Activation, Hepatitis and Fibrosis
• Effects of Dantrolene on Ischemia-Reperfusion Injury in Animal Models: A Review of Outcomes in Heart
• Massive Hepatic Necrosis Associated with Dantrolene Therapy