特許
J-GLOBAL ID:202003012344213560

温度調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人かいせい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-199806
公開番号(公開出願番号):特開2020-067226
出願日: 2018年10月24日
公開日(公表日): 2020年04月30日
要約:
【課題】サーモサイフォン式の温度調整装置に関し、装置の傾斜に広く対応すると共に、対象機器の温度調整に関するばらつきを抑制可能な温度調整装置を提供する。【解決手段】温度調整装置1は、流体循環回路10における冷媒の相変化による自然循環によって、組電池BPの温度を調整する。流体循環回路10は、複数の蒸発器20と、凝縮器30と、気相流路部35と、液相流路部40とを有している。複数の蒸発器20は、車両前後方向に並んで配置されており、第1蒸発器20Aを含んでいる。第1蒸発器20Aは、凝縮器30が下方側に移動するように傾斜した際に、複数の蒸発器20のうち最も上方側に位置する。液相流路部40の液相連結配管45において、第1蒸発器20Aに対して液相冷媒RLを流入させる部位の高さは、複数の蒸発器20における他の蒸発器20に対して液相冷媒RLを流入させる部位よりも低く配置されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
作動流体の液相と気相との相変化により対象機器(BP)の温度を調整するサーモサイフォン式の温度調整装置(1)であって、 予め定められた配列方向に並んで配置され、前記対象機器の冷却時に当該対象機器から吸熱して液相の作動流体を蒸発させる複数の蒸発器(20)と、 前記複数の蒸発器に対し重力方向上方に配置され、前記対象機器の冷却時に前記蒸発器にて蒸発した気相の作動流体を凝縮させる凝縮器(30)と、 前記複数の蒸発器で蒸発した気相の作動流体を前記凝縮器に導く気相流路部(35)と、 前記複数の蒸発器における流入口(22)を連結する液相連結配管(45)を含み、前記凝縮器にて凝縮した液相の作動流体を前記複数の蒸発器に導く液相流路部(40)と、を有し、 前記凝縮器が重力方向下方側に移動するように傾斜した際に、前記複数の蒸発器のうち最も重力方向上方側に位置する蒸発器を第1蒸発器(20A)とした場合に、 前記液相連結配管において、前記第1蒸発器に対して液相の作動流体を流入させる部位の高さは、前記複数の蒸発器における他の蒸発器に対して液相の作動流体を流入させる部位よりも低く配置されている温度調整装置。
IPC (6件):
F28D 15/02 ,  H01M 10/656 ,  H01M 10/613 ,  H01M 10/625 ,  H01M 10/647 ,  H01M 10/617
FI (8件):
F28D15/02 101L ,  F28D15/02 L ,  F28D15/02 102H ,  H01M10/6569 ,  H01M10/613 ,  H01M10/625 ,  H01M10/647 ,  H01M10/617
Fターム (2件):
5H031AA09 ,  5H031KK00

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