特許
J-GLOBAL ID:202003012664947708

2本鎖DNA断片を製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 長谷川 芳樹 ,  清水 義憲 ,  渡辺 欣乃
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2018031745
公開番号(公開出願番号):WO2019-044820
出願日: 2018年08月28日
公開日(公表日): 2019年03月07日
要約:
本発明は、所望の塩基配列を有する2本鎖DNA断片を、二重非対称PCR(DA-PCR)により製造する方法に関する。該方法は、(1)それぞれが2本鎖DNA断片のセンス鎖の一部に相当する複数種のオリゴヌクレオチド(センスオリゴヌクレオチド)と、それぞれが2本鎖DNA断片のアンチセンス鎖の一部に相当する複数種のオリゴヌクレオチド(アンチセンスオリゴヌクレオチド)とを用意し、等濃度の各種オリゴヌクレオチドと、DNAポリメラーゼ及びdNTPとを混合し、反応混合液を調製する工程と、(2)工程(1)の反応混合液を用いて、PCRを行う工程と、(3)工程(2)の反応混合液に、2本鎖DNA断片の完全長を増幅できるプライマーセットを添加する工程と、(4)工程(3)の反応混合液を用いて、PCRを行う工程を備える。
請求項(抜粋):
所望の塩基配列を有する2本鎖DNA断片を、二重非対称PCR(DA-PCR)により製造する方法であって、 (1)それぞれが前記2本鎖DNA断片のセンス鎖の一部に相当する複数種のオリゴヌクレオチド(センスオリゴヌクレオチド)と、それぞれが前記2本鎖DNA断片のアンチセンス鎖の一部に相当する複数種のオリゴヌクレオチド(アンチセンスオリゴヌクレオチド)とを用意し、等濃度の前記各種オリゴヌクレオチドと、DNAポリメラーゼ及びdNTPとを混合し、反応混合液を調製する工程と、 (2)工程(1)の反応混合液を用いて、PCRを行う工程と、 (3)工程(2)の反応混合液に、前記2本鎖DNA断片の完全長を増幅できるプライマーセットを添加する工程と、 (4)工程(3)の反応混合液を用いて、PCRを行う工程を備え、 前記複数種のセンスオリゴヌクレオチド及び前記複数種のアンチセンスオリゴヌクレオチドを、前記2本鎖DNA断片のセンス鎖及びアンチセンス鎖に対応させて整列した場合、隣接する前記センスオリゴヌクレオチド同士又は隣接する前記アンチセンスオリゴヌクレオチド同士は互いに連続せず、交互に隣接する前記センスオリゴヌクレオチドと前記アンチセンスオリゴヌクレオチドとが隣接する末端部において相補的な塩基配列を有する領域(重複領域)を有し、交互に隣接する前記センスオリゴヌクレオチド及び前記アンチセンスオリゴヌクレオチドによって、前記2本鎖DNA断片の全配列がカバーされる、 方法。
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12N 15/11
FI (2件):
C12N15/09 Z ,  C12N15/11 Z

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