特許
J-GLOBAL ID:202003012903582377

火力発電システム及び火力発電システムの制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 誠真IP特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-061214
公開番号(公開出願番号):特開2017-172911
特許番号:特許第6737611号
出願日: 2016年03月25日
公開日(公表日): 2017年09月28日
請求項(抜粋):
【請求項1】 水が循環可能な循環路に介挿された少なくとも1つの内部熱交換器であって、燃料として石炭又は重油を燃焼させて発生した排ガスと前記水との間で熱交換を行うことにより蒸気を生成可能な少なくとも1つの内部熱交換器を有する石炭焚き又は油焚きボイラと、 前記循環路に介挿され、前記蒸気を利用して動力を出力可能な少なくとも1つの蒸気タービンと、 前記蒸気タービンが出力した動力を利用して発電可能な発電機と、 前記蒸気タービンから排出された前記蒸気を凝縮可能な復水器と、 前記復水器から前記少なくとも1つの内部熱交換器まで延びる前記循環路の一部をなす給水経路に介挿され、前記少なくとも1つの蒸気タービンから抽気された蒸気を利用して、前記復水器によって凝縮された前記水を加熱可能な少なくとも1つの低圧給水加熱器と、 前記少なくとも1つの低圧給水加熱器の下流に位置して前記循環路の給水経路に介挿され、前記少なくとも1つの低圧給水加熱器によって加熱された前記水の圧力を上昇させて送出可能な高圧給水ポンプと、 前記高圧給水ポンプと前記少なくとも1つの内部熱交換器との間に位置して前記循環路の給水経路に介挿され、前記少なくとも1つの蒸気タービンから抽気された蒸気を利用して、前記高圧給水ポンプによって送出された前記水を加熱可能な少なくとも1つの高圧給水加熱器と、 前記ボイラから延びる前記排ガスの排気経路に介挿され、前記排ガスにそれぞれ含まれる窒素酸化物の還元反応及び金属水銀の酸化反応を促進可能な少なくとも一種の触媒を有する触媒装置と、 前記触媒装置の下流に位置して前記排気経路に介挿され、前記金属水銀の酸化反応により生成された酸化水銀を前記排ガスから除去可能な少なくとも1つの酸化水銀除去装置と、 前記少なくとも1つの高圧給水加熱器による前記水の加熱を調整することにより、前記触媒装置における前記排ガスの温度を420°C以下に調整可能な排ガス温度調整装置と、 前記内部熱交換器の上流と下流の煙道を互いに連通するバイパスダクトと、 を備え、 前記ボイラの起動時又は部分負荷運転時において、前記バイパスダクトにより、前記排ガスの少なくとも一部を前記内部熱交換器をバイパスして流すように構成された ことを特徴とする火力発電システム。
IPC (10件):
F22D 1/12 ( 200 6.01) ,  F22D 1/32 ( 200 6.01) ,  B01D 53/64 ( 200 6.01) ,  B01D 53/78 ( 200 6.01) ,  B01D 53/50 ( 200 6.01) ,  B01D 53/86 ( 200 6.01) ,  B01D 53/90 ( 200 6.01) ,  B01J 23/31 ( 200 6.01) ,  B01J 23/889 ( 200 6.01) ,  B01J 27/199 ( 200 6.01)
FI (11件):
F22D 1/12 ZAB ,  F22D 1/32 Z ,  B01D 53/64 100 ,  B01D 53/78 ,  B01D 53/50 200 ,  B01D 53/86 222 ,  B01D 53/86 250 ,  B01D 53/90 ,  B01J 23/31 A ,  B01J 23/889 A ,  B01J 27/199 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (6件)
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