特許
J-GLOBAL ID:202003013040794660
制御装置および制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
國分 孝悦
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-194637
公開番号(公開出願番号):特開2018-053353
特許番号:特許第6743635号
出願日: 2016年09月30日
公開日(公表日): 2018年04月05日
請求項(抜粋):
【請求項1】 高炉本体と、
前記高炉本体の上に配置される貯留ホッパーと、
前記貯留ホッパーの上に配置されるホッパーであって、内部の圧力が前記高炉本体の内部の圧力と略同一にされた状態になった後に、前記貯留ホッパーを介して前記高炉本体の内部に高炉原料を装入するためのホッパーである均圧ホッパーと、
前記均圧ホッパーから前記貯留ホッパーに流入する前記高炉原料の流量を調節するための弁である均圧ホッパー流調ゲート弁と、
前記均圧ホッパーの内部に供給されるガスの流量を調節するための弁である均圧コントロール弁と、を有する高炉の制御装置であって、
前記均圧ホッパーの内部の圧力と、前記高炉本体の内部の圧力とが略同一になるように、前記均圧ホッパーの内部の圧力と前記高炉本体の内部の圧力との差の設定値と、前記均圧ホッパーの内部の圧力と前記高炉本体の内部の圧力との差の実績値との偏差に基づいて、前記均圧コントロール弁の開度を導出し、前記均圧コントロール弁の開度を当該導出した開度にする圧力制御手段と、
前記均圧ホッパーの内部の圧力と、前記高炉本体の内部の圧力とが略同一になり、前記均圧ホッパーに装入された前記高炉原料が、前記貯留ホッパーを介して前記高炉本体の内部に装入されることが開始された後に、前記均圧コントロール弁の開度を調整する開度調整手段と、
前記ガスの流量の設定値を前記高炉の操業実績データに基づいて導出する補償量演算手段と、を有し、
前記圧力制御手段および前記開度調整手段の一方は、他方が動作しているときには動作せず、
前記開度調整手段は、前記ガスの流量の設定値および実績値の偏差に基づいて、前記均圧コントロール弁の開度を導出し、前記均圧コントロール弁の開度を当該導出した開度にする流量制御手段を有し、
前記ガスの流量の設定値は、前記高炉本体から前記均圧ホッパーの内部に前記ガスの流入がないとした場合の、前記均圧ホッパーから前記貯留ホッパーを介した前記高炉本体への前記高炉原料の落下による前記均圧ホッパーの内部の圧力の一定の低下量を前記ガスの流量に換算した値であり、
前記補償量演算手段は、前記均圧ホッパーから前記貯留ホッパーを介して前記高炉本体の内部に前記高炉原料が装入されることが開始された後に前記ガスを前記均圧ホッパーの内部に供給しないものとした場合、前記均圧ホッパーの内部の圧力が、時間の経過と共に直線的に圧力低下量だけ低下した後に一定の値になるものとして、ガス吹込量を前記ガスの流量の設定値として導出し、
前記ガス吹込量は、単位時間当たりの補償圧力と、空間変化容積と、吹込み圧力とに基づいて導出され、
前記単位時間当たりの補償圧力は、前記均圧ホッパーの内部の圧力の圧力低下加速時間における単位時間当たりの低下量の平均値であり、
前記空間変化容積は、前記均圧ホッパーから前記貯留ホッパーを介して前記高炉本体の内部に前記高炉原料を装入することを開始するときの前記均圧ホッパーの内部の空間の容積と、前記均圧ホッパーから単位時間に落下する前記高炉原料の容積との和であり、
前記吹込み圧力は、前記均圧コントロール弁の出側におけるガスの圧力であり、
前記圧力低下加速時間は、前記均圧ホッパーの内部の圧力が、時間の経過と共に直線的に低下する時間であることを特徴とする制御装置。
IPC (1件):
FI (4件):
C21B 7/18 306
, C21B 7/18 303
, C21B 7/18 304
, C21B 7/18 305
引用特許:
審査官引用 (2件)
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特開昭56-169712
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特開昭56-023692
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