特許
J-GLOBAL ID:202003014534177318

水素製造装置、水素製造方法、及び作動プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人太陽国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-227639
公開番号(公開出願番号):特開2020-090413
出願日: 2018年12月04日
公開日(公表日): 2020年06月11日
要約:
【課題】バーナにおける補助燃料の消費量を抑制しつつ、短時間で目標の改質温度へ回復させることが可能で、かつ、バーナの排ガスの排出量も抑制できる水素製造装置、水素製造方法、及び作動プログラムを提供する。【解決手段】水素製造装置10は、改質器11、バーナ17、温度センサ43、PSA装置12、流量制御部62、及び制御部13を備えている。PSA装置12が外部に出力する製品水素以外のオフガスは、オフガス供給路61を通じてバーナ17に供給される。制御部13は、改質温度Tfpが低下した場合には、改質器11に供給する原料ガスと水を増加させる。さらに、PSA装置12から外部に出力される製品水素の水素出力量を減らして、製品水素の一部をオフガス供給路61に送出する。これにより、オフガス全体の量と、オフガス中の水素濃度が増加して、バーナ17の発熱量が上がり、改質温度Tfpが回復する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
炭化水素を含む原料ガスと水蒸気とを反応させることにより、水素と一酸化炭素とに改質して、水素と一酸化炭素とを含む第1ガスを出力する改質部と、前記改質部が出力する前記第1ガスと水蒸気とを反応させて、前記第1ガス中の一酸化炭素の一部を、水素と二酸化炭素とに変成して、水素、一酸化炭素、及び二酸化炭素を含む第2ガスを改質ガスとして出力する一酸化炭素変成部とを有する改質器と、 前記改質器を昇温するバーナと、 前記改質器が出力する前記改質ガスから水素以外の成分である不純物を除去して、水素を外部に出力する水素精製装置であって、前記不純物を含む残りのガスをオフガスとして前記バーナに供給する水素精製装置と、 前記水素精製装置が前記外部に出力すべき水素の出力量を減らして、前記オフガスを前記バーナに供給するオフガス供給路に、前記出力量の減少分を送出することが可能な水素出力量制御機構と、 前記改質器へ供給する前記原料ガスの供給量を制御する原料ガス供給量制御機構と、 前記改質器の温度を測定する温度センサと、 前記温度センサが測定した前記温度が予め設定された下限値未満になった場合に、前記原料ガス供給量制御機構を制御して、前記原料ガスを増加させることにより、前記水素精製装置へ供給する前記改質ガスの供給量を増加させる第1制御と、前記水素出力量制御機構を制御して、前記外部への前記水素の出力量を予め設定された値以下に減少させない範囲で、前記バーナに供給する前記オフガス中の水素濃度を増加させる第2制御とを行う制御部と、 を備えている水素製造装置。
IPC (2件):
C01B 3/38 ,  C01B 3/56
FI (2件):
C01B3/38 ,  C01B3/56 Z
Fターム (20件):
4G140EA03 ,  4G140EA06 ,  4G140EB12 ,  4G140EB14 ,  4G140EB16 ,  4G140EB24 ,  4G140EB31 ,  4G140EB32 ,  4G140EB35 ,  4G140EB37 ,  4G140EB43 ,  4G140EB45 ,  4G140FA02 ,  4G140FB04 ,  4G140FB05 ,  4G140FC03 ,  4G140FD01 ,  4G140FD02 ,  4G140FD07 ,  4G140FE01
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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