特許
J-GLOBAL ID:202003014558260887
緩衝器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
石川 憲
, 天野 泉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-131416
公開番号(公開出願番号):特開2020-008128
出願日: 2018年07月11日
公開日(公表日): 2020年01月16日
要約:
【課題】 本発明は、減衰力の急激な変化を抑制して、車両の乗り心地を良好にする緩衝器の提供を目的とする。【解決手段】 シリンダ1の内周に軸方向に沿って設けられた複数の溝3a,3b,3c,3dの軸方向長さは、ピストン2の軸方向長さよりも長く、少なくとも一つの溝に対して他の溝の一つは周方向でピストン2の軸方向長さ以上の長さで重なり、少なくとも一つの溝が他の溝に対してシリンダ1の軸方向の一端側へ突出して形成されているとともに、少なくとも一つの溝が他の溝に対してシリンダ1の軸方向の他端側へ突出して形成されており、ピストン2がシリンダ1に対して所定範囲にある場合に、少なくとも各溝3a,3b,3c,3dの一つ以上がバイパス路BPとして機能し、ピストン2が所定範囲の外から内へ入る場合および所定範囲の内から外へ出る場合において、バイパス路BPの流路断面積が徐々に変化することを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内周に軸方向に沿って設けられた複数の溝を有するシリンダと、
前記シリンダ内に摺動自在に挿入されて前記シリンダ内を伸側室と圧側室に区画するピストンと、
前記伸側室と前記圧側室とを連通する減衰通路とを備え、
前記各溝の軸方向長さは、前記ピストンの軸方向長さよりも長く、少なくとも一つの溝に対して他の溝の一つは周方向で前記ピストンの軸方向長さ以上の長さで重なり、
少なくとも一つの溝が他の溝に対して前記シリンダの軸方向の一端側へ突出して形成されているとともに、少なくとも一つの溝が他の溝に対して前記シリンダの軸方向の他端側へ突出して形成されており、
前記ピストンが前記シリンダに対して所定範囲にある場合に、少なくとも各溝の一つ以上が前記減衰通路を迂回して前記伸側室と前記圧側室とを連通してバイパス路として機能し、
前記ピストンが前記所定範囲の外から内へ入る場合および前記所定範囲の内から外へ出る場合において、前記バイパス路の流路断面積が徐々に変化する
ことを特徴とする緩衝器。
IPC (4件):
F16F 9/48
, F16F 9/32
, F16F 9/346
, B60G 17/06
FI (4件):
F16F9/48
, F16F9/32 J
, F16F9/346
, B60G17/06
Fターム (5件):
3D301DA33
, 3J069AA54
, 3J069CC10
, 3J069EE20
, 3J069EE51
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