特許
J-GLOBAL ID:202003014676328488

リチウムイオン二次電池用正極活物質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 伊東 忠重 ,  伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-224800
公開番号(公開出願番号):特開2020-087858
出願日: 2018年11月30日
公開日(公表日): 2020年06月04日
要約:
【課題】初期充放電容量の低下を抑制した、ジルコニウムを添加したリチウムニッケルマンガン複合酸化物粒子を含むリチウムイオン二次電池用正極活物質の製造方法の提供。【解決手段】Niと、Mnと、元素Mとを、物質量の比で、Ni:Mn:M=1-x-y:x:y(0.05≦x≦0.60、0≦y≦0.60、0.05≦x+y≦0.70)の割合で含有するニッケルマンガン複合化合物と、ジルコニウム化合物と、リチウム化合物と、を含む原料混合物を得る混合工程と、原料混合物を酸化雰囲気中750〜1000°Cで焼成することでジルコニウムを添加したリチウムニッケルマンガン複合酸化物粒子を得る焼成工程と、を有し、ジルコニウム化合物は、体積割合の粒度分布においてその粒度分布の形状が、ピーク本数が1本ないし複数であり、最も粗粒側に対応するピークが示す粒径の値が5μm以下である、リチウムイオン二次電池用正極活物質の製造方法。【選択図】図1
請求項(抜粋):
ジルコニウムを添加したリチウムニッケルマンガン複合酸化物粒子を含むリチウムイオン二次電池用正極活物質の製造方法であって、 ニッケル(Ni)と、マンガン(Mn)と、元素M(M)とを、物質量の比で、Ni:Mn:M=1-x-y:x:y(ただし、前記元素Mは、Co、W、Mo、V、Mg、Ca、Al、Ti、Cr、Zr、およびTaから選択される少なくとも1種の元素であり、0.05≦x≦0.60、0≦y≦0.60、0.05≦x+y≦0.70)の割合で含有するニッケルマンガン複合化合物と、ジルコニウム化合物と、リチウム化合物と、を含む原料混合物を得る混合工程と、 前記原料混合物を酸化雰囲気中750°C以上1000°C以下で焼成することによりジルコニウムを添加したリチウムニッケルマンガン複合酸化物粒子を得る焼成工程と、を有し、 前記ニッケルマンガン複合化合物は、ニッケルマンガン複合酸化物、およびニッケルマンガン複合水酸化物から選択された1種類以上であり、 前記ジルコニウム化合物は、体積割合の粒度分布においてその粒度分布の形状が、ピーク本数が1本ないし複数であり、最も粗粒側に対応するピークが示す粒径の値が5μm以下である、リチウムイオン二次電池用正極活物質の製造方法。
IPC (3件):
H01M 4/525 ,  H01M 4/505 ,  C01G 53/00
FI (3件):
H01M4/525 ,  H01M4/505 ,  C01G53/00 A
Fターム (25件):
4G048AA04 ,  4G048AB02 ,  4G048AB06 ,  4G048AC06 ,  4G048AD03 ,  4G048AE05 ,  5H050AA08 ,  5H050BA16 ,  5H050BA17 ,  5H050CA08 ,  5H050CA09 ,  5H050CB07 ,  5H050CB08 ,  5H050CB12 ,  5H050DA02 ,  5H050FA17 ,  5H050GA02 ,  5H050GA10 ,  5H050GA12 ,  5H050GA13 ,  5H050GA27 ,  5H050HA01 ,  5H050HA02 ,  5H050HA05 ,  5H050HA14
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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