特許
J-GLOBAL ID:202003015027728295
ボイルオフガス冷却方法及びその装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
杉村 憲司
, 杉村 光嗣
, 吉澤 雄郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-550817
公開番号(公開出願番号):特表2020-517865
出願日: 2018年04月18日
公開日(公表日): 2020年06月18日
要約:
本発明は、液化ガスタンクからのボイルオフガス(BOG)ストリームを冷却する方法であって、入口ポート及びより一層温かい出口ポートを有する熱交換器内でBOGストリームを第1冷媒と熱交換するステップを少なくとも有している当該方法が、少なくとも、(a) 前記第1冷媒を前記熱交換器の前記入口ポート内と前記熱交換器の第1の区域内とに入れて前記BOGストリームと熱を交換させ、より一層温かい第1冷媒ストリームを生ぜしめるステップと;(b) 入口ポートと、より一層温かい出口ポートとの間の中間の出口ポートにおいてより一層温かい第1冷媒ストリームを熱交換器から引出すステップと;(c) より一層温かい第1冷媒ストリームをオイル含有冷媒ストリームと混合して合成した冷媒ストリームを生ぜしめるステップと;(d) 合成した冷媒ストリームを、第1の区域よりも温かい熱交換器の第2の区域内に位置する入口ポートを介して熱交換器内に入れるステップと;(e) 合成した冷媒ストリームをより一層温かい出口ポートを介して熱交換器から排出させるステップとを具えるようにする方法を提供する。本発明は、BOG冷却、特にLNG再液化のための冷媒サイクルを改良し、冷媒システムで費用効率が高いオイル注入式スクリュー圧縮器を用いうるようにする。又、本発明は、第1冷媒ストリーム及びオイル含有冷媒ストリームの種々の流れ又は流量が異なる可能性に対応し、オイル含有冷媒ストリームの流れ又は流量の変動により生ぜしめられる熱交換器の可能なオイル凍結及び目詰まりに対しユーザの処理が関連することが低減されるか又は無関係となるようにしうる。
請求項(抜粋):
液化ガスタンクからのボイルオフガス(BOG)ストリームを冷却する冷却方法であって、入口ポート及びより一層温かい出口ポートを有する熱交換器内で前記BOGストリームを第1冷媒と熱交換するステップを少なくとも有している当該冷却方法が、少なくとも、
(a) 前記第1冷媒を前記熱交換器の前記入口ポート内と前記熱交換器の第1の区域内とに入れて前記BOGストリームと熱を交換させ、より一層温かい第1冷媒ストリームを生ぜしめるステップと、
(b) 前記入口ポートと前記より一層温かい出口ポートとの間の中間の出口ポートにおいて前記より一層温かい第1冷媒ストリームを前記熱交換器から引出すステップと、
(c) 前記より一層温かい第1冷媒ストリームをオイル含有冷媒ストリームと混合して合成した冷媒ストリームを生ぜしめるステップと、
(d) この合成した冷媒ストリームを、前記第1の区域よりも温かい前記熱交換器の第2の区域内に位置する入口ポートを介して前記熱交換器内に入れるステップと、
(e) 前記合成した冷媒ストリームを、前記より一層温かい出口ポートを介して前記熱交換器から排出させるステップと
を具えるようにする冷却方法。
IPC (2件):
FI (3件):
F17C13/00 302A
, B63B25/16 D
, B63B25/16 Z
Fターム (12件):
3E172AA03
, 3E172AA06
, 3E172AB04
, 3E172BA06
, 3E172BD01
, 3E172EB02
, 3E172EB08
, 3E172EB17
, 3E172EB20
, 3E172HA04
, 3E172HA12
, 3E172JA08
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
ガスの液化方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平6-331943
出願人:株式会社神戸製鋼所
-
小型ガス液化装置
公報種別:公表公報
出願番号:特願2007-540103
出願人:エムエムアール・テクノロジーズ・インコーポレイテッド
前のページに戻る