特許
J-GLOBAL ID:202003015344467731
ヒト化ユニバーサル軽鎖マウス
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
山本 秀策
, 森下 夏樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-244118
公開番号(公開出願番号):特開2019-062906
特許番号:特許第6724126号
出願日: 2018年12月27日
公開日(公表日): 2019年04月25日
請求項(抜粋):
【請求項1】抗原に特異的な完全ヒト抗体を作製する方法であって、以下:
(a)遺伝子改変されたマウスを前記抗原で免疫する工程であって、前記マウスが:
(i)以下の(A)、(B)および(C)を含む生殖系列ゲノムを有し;
(A)少なくとも1つの再構成されていないヒトVH遺伝子セグメント、少なくとも1つの再構成されていないヒトDH遺伝子セグメント、および少なくとも1つの再構成されていないヒトJH遺伝子セグメントの挿入であって、前記少なくとも1つの再構成されていないヒトVH遺伝子セグメント、少なくとも1つの再構成されていないヒトDH遺伝子セグメント、および少なくとも1つの再構成されていないヒトJH遺伝子セグメントが、マウス重鎖定常領域遺伝子に作動可能に連結され、前記挿入が内因性ADAM6タンパク質の機能を破壊し、そして、前記内因性ADAM6機能の破壊が、雄マウスの妊性の低減を伴う、挿入;
(B)1つ以下または2つ以下の再構成されたヒト軽鎖V/J配列であって、前記1つ以下または2つ以下の再構成されたヒト軽鎖V/J配列が、内因性マウス免疫グロブリン軽鎖定常領域遺伝子に作動可能に連結される、再構成されたヒト軽鎖V/J配列;
(C)機能的なマウスADAM6タンパク質をコードするヌクレオチド配列であって、該ヌクレオチド配列が、前記マウスの前記生殖系列ゲノム内に組み込まれ、前記機能的なマウスADAM6タンパク質が前記遺伝子改変されたマウスにおいて発現される、ヌクレオチド配列;
(ii)前記抗原で免疫した際に抗体を生成し、前記抗体がそれぞれ、マウス重鎖定常ドメインに作動可能に連結されたヒト重鎖可変ドメインと軽鎖定常ドメインに作動可能に連結されたヒト軽鎖可変ドメインとを含み、前記ヒト軽鎖可変ドメインが、前記マウスの前記生殖系列ゲノム内の前記再構成されたヒト軽鎖V/J配列またはその体細胞超変異バリアントから発現され;かつ
(iii)妊性である、工程;
(b)前記抗原に特異的に結合する、前記遺伝子改変されたマウスによって生成された抗体のヒト重鎖可変ドメインをコードするヌクレオチド配列を決定する工程;および
(c)以下:
(i)ヒト重鎖定常領域に作動可能に連結された(b)のヒト重鎖可変ドメインをコードするヌクレオチド配列と、
(ii)ヒト軽鎖定常領域に作動可能に連結された(b)のヒト軽鎖可変ドメインをコードするヌクレオチド配列と
を用いることによって、完全ヒト抗体を発現させる工程
を包含する、方法。
IPC (4件):
C12N 15/13 ( 200 6.01)
, A01K 67/027 ( 200 6.01)
, C12N 5/10 ( 200 6.01)
, C12N 5/0781 ( 201 0.01)
FI (4件):
C12N 15/13 ZNA
, A01K 67/027
, C12N 5/10
, C12N 5/078
引用文献:
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