特許
J-GLOBAL ID:202003015620877183

送受電器およびそれを用いる無線電力伝送システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-225050
公開番号(公開出願番号):特開2020-089209
出願日: 2018年11月30日
公開日(公表日): 2020年06月04日
要約:
【課題】電磁波をその内部で反射する構造体内で電力伝送効率の劣化を抑え、インピーダンス整合が容易な送受電器および無線電力伝送システムを提供する。【解決手段】無線電力伝送システムの送電器5は、一方が開放端となる線状の金属線8と、誘電体基板9と、少なくとも1つ以上の導体柱10とを電気的に接続し、さらに、整合回路と電気的に接続され電力を伝送する。また、受電器は、第一の受電器及び第二の受電器が平行に対向して配置される。第一の受電器は、一方が開放端となる線状の第一の導体線と、その開放端でない他端において少なくとも1つ以上の第一の導体柱とを電気的に接続する。第二の受電器は、第一の導体線と対向配置された第二の導体線と、該第二の導体線の開放端でない他端において少なくとも1つ以上の第二の導体柱とを電気的に接続する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
適宜な比透磁率を有する材料で形成された電磁波反射部材によって全体が包囲された構造体と、該構造体の内部に設置された少なくとも1つの送電部および少なくとも1つの受電部とを備え、 前記送電部は、前記構造体本体を導波路共振器と想定する場合における共振周波数による電磁波を送受信するものであり、前記受電部は第一の受電器および第二の受電器を備えてなるものであって、 前記送電部は、一方が開放端となる線状の金属で構成される導体線と、該導体線を保持する誘電体基板と、少なくとも1つ以上の導体柱と、整合回路とを電気的に接続してなるものであり、 前記第一の受電器は、一方が開放端となる線状の第一の導体線と、該第一の導体線の開放端でない他端において少なくとも1つ以上の第一の導体柱とを電気的に接続してなるものであり、 前記第二の受電器は、第一の導体線と対向配置された第二の導体線と、該第二の導体線の開放端でない他端において少なくとも1つ以上の第二の導体柱とを電気的に接続してなり、前記第一の導体柱の軸線と第二の導体柱の軸線とを同一直線上に対向して配置した場合において、該直線に直交する仮想平面を対称面として第二の導体線が前記第一の導体線に対称となるものであり、 前記送電部と受電部との間における伝送路間でインピーダンス整合させていることを特徴とする無線電力伝送システム。
IPC (2件):
H02J 50/12 ,  H02J 50/40
FI (2件):
H02J50/12 ,  H02J50/40
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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