【請求項1】 下記式(I)
[式中、Aは窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜3個含む5員ヘテロアリーレン又は以下の式で示されるフェニレン若しくは6員ヘテロアリーレンを示し、
[(式中、Z1、Z2、Z3及びZ4はそれぞれ同一又は異なって、炭素原子又は窒素原子を示す。)
これらのフェニレン及びヘテロアリーレンはハロゲン原子;水酸基;ニトロ;シアノ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数1〜6のアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ;及び炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシから選択される1個又は同一の若しくは異なった2〜3個の置換基で置換されていてもよく、右の結合手がカルボニルに、左の結合手がR2が結合している4級炭素に結合している。]
R1a、R1b及びR1cはそれぞれ同一又は異なって、水素原子;ハロゲン原子;水酸基;シアノ;オキソ;カルボキシ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数2〜7のアルコキシカルボニル;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノカルボニル;R1a、R1b及びR1cの二つが一緒になって、炭素数3〜6のシクロアルキル;又はR1a、R1b及びR1cの二つが一緒になって、窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である、飽和非芳香族ヘテロ環基を示し、
R2は炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、炭素数3〜6のシクロアルキル、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜4個含有し、環の構成原子数が3〜7である、飽和非芳香族ヘテロ環基;以下に示す置換基Bで置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール;又は以下に示す置換基Bで置換されていてもよい窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリールを示し、
R3は水素原子;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ又は炭素数2〜7のアシルオキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数6〜10のアリール部がハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキル又はアミノで置換されていてもよく、アルキル部の炭素数が1〜6であるアリールアルキル;又は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を1〜6個含有し、環の構成原子数が5〜10であるヘテロアリール部がハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ、炭素数1〜6のアルキル又はアミノで置換されていてもよい、アルキル部の炭素数が1〜6であるヘテロアリールアルキルを示し、
Wは-N(Rx)-(ここで、Rxは水素原子又はハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルコキシ若しくは炭素数2〜7のアシルオキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキルを示す。)又はハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルキル若しくは炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよいメチレンを示し、
m+nは0、1、2又は3を示し、
Xは炭素原子(R1a、R1b及びR1cのいずれか1つがこの炭素原子に結合していても良いが、この炭素原子がオキソで置換されることはない。)又は窒素原子(Vが結合の場合、窒素原子は酸化されてN-オキシドであっても良い。)を示し、
Vは結合;カルボニル;メチレン;酸素原子;又は-NH-を示し、
Yは5員環基、6員環基、5員環基で置換された5員環基、6員環基で置換された5員環基、5員環基で置換された6員環基、6員環基で置換された6員環基、5員環と5員環の縮合環基、5員環と6員環の縮合環基又は6員環と6員環の縮合環基(ここで、5員環及び5員環基は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を0〜4個含有し、残りが炭素原子で構成され、6員環及び6員環基は窒素原子、酸素原子及び硫黄原子から選択される原子を0〜4個含有し、残りが炭素原子で構成されている。)を示し、これらの環基はハロゲン原子;水酸基;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子、水酸基、アミノ又は炭素数1〜6のアルキルで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;又は炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基、炭素数1〜6のアルキル又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい。
置換基B
ハロゲン原子;水酸基;シアノ;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルキル;ハロゲン原子、水酸基又はアミノで置換されていてもよい炭素数3〜6のシクロアルキル;炭素数1〜6のアルキルでモノ若しくはジ置換されていてもよいアミノ、ハロゲン原子、水酸基又は炭素数1〜6のアルコキシで置換されていてもよい炭素数1〜6のアルコキシ;炭素数1〜6のアルキル又は炭素数3〜6のシクロアルキルでモノ又はジ置換されていてもよいアミノ。]
で示されるイミド誘導体又はその薬理学的に許容される塩。
C07D 233/78 ( 200 6.01)
, C07D 401/12 ( 200 6.01)
, A61K 31/496 ( 200 6.01)
, C07D 413/14 ( 200 6.01)
, A61K 31/454 ( 200 6.01)
, C07D 401/14 ( 200 6.01)
, A61K 31/4439 ( 200 6.01)
, C07D 401/10 ( 200 6.01)
, C07D 409/14 ( 200 6.01)
, C07D 403/12 ( 200 6.01)
, A61K 31/497 ( 200 6.01)
, A61K 31/501 ( 200 6.01)
, A61K 31/4545 ( 200 6.01)
, C07D 471/04 ( 200 6.01)
, A61K 31/437 ( 200 6.01)
, C07D 407/14 ( 200 6.01)
, C07D 498/04 ( 200 6.01)
, C07D 513/04 ( 200 6.01)
, C07D 417/14 ( 200 6.01)
, C07D 405/14 ( 200 6.01)
, A61P 37/06 ( 200 6.01)
, A61P 37/02 ( 200 6.01)
, A61P 29/00 ( 200 6.01)
, A61P 25/00 ( 200 6.01)
, A61P 1/04 ( 200 6.01)
, A61P 19/02 ( 200 6.01)
, A61P 43/00 ( 200 6.01)
, C07D 403/14 ( 200 6.01)
, C07D 417/12 ( 200 6.01)
, C07D 413/12 ( 200 6.01)