特許
J-GLOBAL ID:202003016587343328

回転電機、固定子および固定子の組み立て方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人サクラ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-216465
公開番号(公開出願番号):特開2020-088952
出願日: 2018年11月19日
公開日(公表日): 2020年06月04日
要約:
【課題】電磁鋼板を積層してなる固定子鉄心を運転中に加熱を生ずることなく結束する。【解決手段】回転電機は、ロータシャフトと回転子鉄心とを有する回転子と、軸方向に積層され径方向外側を周方向に互いに間隔をおいて配された複数の結束部材130により結束された複数の電磁鋼板110からなる積層構造120を有する固定子鉄心と固定子鉄心内を貫通する固定子巻線とを有する固定子と、2つの軸受を備える。電磁鋼板110は、中央に円形の開口を有する円板で、径方向外側には周方向に互いに間隔をあけて複数の切り欠きが形成されており、軸方向に互いに隣接する同士が所定の角度ずつずれるように積層されている。複数の電磁鋼板110の切り欠きは軸方向に貫通する外側溝121を形成し、複数の外側溝121のそれぞれに、結束部材130が配されて複数の電磁鋼板110と互いの摩擦力により機械的に結合している。【選択図】図7
請求項(抜粋):
軸方向に延びて回転可能に支持されたロータシャフトと、前記ロータシャフトの径方向外側に取付けられた回転子鉄心とを有する回転子と、 前記回転子鉄心の径方向外側に前記回転子鉄心を囲むように設けられ軸方向に積層され径方向外側を周方向に互いに間隔をおいて配された複数の結束部材により結束された複数の電磁鋼板からなる積層構造を有する円筒状の固定子鉄心と、前記固定子鉄心内を軸方向に貫通する固定子巻線とを有する固定子と、 前記回転子鉄心を挟んで前記ロータシャフトの軸方向の両側で前記ロータシャフトを回転可能に支持する2つの軸受と、 を備える回転電機であって、 前記複数の電磁鋼板のそれぞれは、中央に円形の開口を有する円板で、径方向外側には周方向に互いに間隔をあけて複数の切り欠きが形成されており、 前記複数の電磁鋼板の切り欠きは軸方向に貫通する複数の外側溝を形成し、 前記複数の外側溝のそれぞれに、前記結束部材が配されて前記結束部材と前記複数の電磁鋼板とが互いの摩擦力により結合している、 ことを特徴とする回転電機。
IPC (1件):
H02K 1/18
FI (1件):
H02K1/18 B
Fターム (17件):
5H601AA08 ,  5H601AA26 ,  5H601CC01 ,  5H601CC11 ,  5H601DD01 ,  5H601DD09 ,  5H601DD11 ,  5H601DD47 ,  5H601EE19 ,  5H601GA02 ,  5H601GA37 ,  5H601GA40 ,  5H601GC12 ,  5H601GC23 ,  5H601KK12 ,  5H601KK17 ,  5H601KK30
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 固定子鉄心の製造装置、固定子鉄心の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2016-138484   出願人:東芝産業機器システム株式会社
  • 電動機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-320613   出願人:松下電器産業株式会社
  • ブラシレスモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2006-307641   出願人:株式会社ミツバ
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