特許
J-GLOBAL ID:202003016653940570

粉末分散デバイスおよびその使用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 恩田 誠 ,  恩田 博宣 ,  本田 淳
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2015-520317
特許番号:特許第6735012号
出願日: 2013年06月20日
請求項(抜粋):
【請求項1】 粉末分散デバイス(400)であって、 中心長手方向軸を有するハウジング(402,404)であって、前記長手方向軸に沿った長さを有する円筒状チャンバ(104)、前記円筒状チャンバ(104)と流体連通する流入口(102)、および前記円筒状チャンバ(104)と流体連通する流出口を有する、ハウジング(402,404)と、 投与チャンバ(412)である粉末貯蔵区画であって、前記投与チャンバ(412)が、前記流入口(102)から前記円筒状チャンバ(104)内へ導入するための、前記投与チャンバ(412)内に位置する粉末リザーバ(414)内に収容された粉末状医薬品を貯蔵するのに適している、粉末貯蔵区画と、 呼吸作動式分散機構として前記円筒状チャンバ(104)内に位置するビーズ(302)であって、略球状であり、かつ、直径(d1)を有する、ビーズ(302)と、 前記ビーズ(302)が前記円筒状チャンバ(104)から出るのを防止する保持部材(416)と、を具備し、 当該粉末分散デバイス(400)が、前記投与チャンバ(412)内に前記粉末リザーバ(414)が位置するときに前記粉末リザーバ(414)を穿孔できる貫通部材(418)をさらに備えており、 前記流入口(102)の出口側端部(L2)の内径(d2)が前記円筒状チャンバ(104)の内径(d3)よりも小さく、前記円筒状チャンバ(104)の長さが前記ビーズ(302)の直径の1.5倍〜3倍であり、 前記直径(d1)、内径(d2)および内径(d3)が、(d1)2≒(d2)(d3)の関係を形成し、 当該粉末分散デバイス(400)が、前記長手方向軸に沿って前記ビーズ(302)が前記円筒状チャンバ(104)内で高速で前後に移動できるように、前記ビーズ(302)を収容する直線状の粉末流路を有しており、前記ビーズ(302)の振動によって、前記円筒状チャンバ(104)内に導入された前記粉末状医薬品の解凝集が引き起こされ、 前記直線状の粉末流路が、前記粉末状医薬品の粒子を患者に送達するように構成された主粉末流路(408)を有しており、 前記投与チャンバ(412)、粉末リザーバ(414)、流入口(102)、円筒状チャンバ(104)および主粉末流路(408)が同軸であり、かつ、当該粉末分散デバイス(400)の長さ全体にわたって共通の中央軸を有する流路を形成する、粉末分散デバイス。
IPC (2件):
A61M 15/00 ( 200 6.01) ,  A61M 13/00 ( 200 6.01)
FI (2件):
A61M 15/00 Z ,  A61M 13/00
引用特許:
審査官引用 (1件)

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