特許
J-GLOBAL ID:202003016808816455
Fc領域を含有する条件的に活性化された結合部分
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
山尾 憲人
, 松谷 道子
, 櫻井 陽子
, 坂田 啓司
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-513722
公開番号(公開出願番号):特表2020-534811
出願日: 2018年09月06日
公開日(公表日): 2020年12月03日
要約:
Fc領域を含有する条件的に活性化された結合タンパク質の組成物、及びそのような条件的に活性化された結合タンパク質を共発現し、精製するための方法が、本明細書に提供される。条件的に活性化された結合タンパク質を患者に投与することによってがんを治療する方法も提供される。
請求項(抜粋):
ヘテロ二量体タンパク質組成物であって、
(a)N末端からC末端に、
i)第1の腫瘍標的抗原(TTA)(sdABD-TTA)に結合する第1の単一ドメイン抗原結合ドメイン(sdABD)と、
ii)ドメインリンカーと、
iii)
1)vlCDR1、vlCDR2、及びvlCDR3を含む可変軽ドメイン、
2)CNCL、ならびに
3)vhCDR1、vhCDR2、及びvhCDR3を含む可変重ドメイン、を含む、第1の拘束Fvドメインと、
iv)ドメインリンカーと、
v)第2のsdABD-TTAと、
vi)第1の開裂性リンカーと、
vii)第1のFcドメインと、を含む、第1のモノマーと、
(b)N末端からC末端に、
i)
1)偽可変軽ドメイン、
2)非開裂性リンカー、及び
3)偽可変重ドメイン、を含む、第1の偽Fvドメインと、
ii)第2の開裂性リンカーと、
iii)第2のFcドメインと、を含む、第2のモノマーと、を含み、
前記第1のFcドメイン及び第2のFcドメインが、ノブ・イン・ホール修飾を含み、前記第1の可変重ドメイン及び前記第1の可変軽ドメインが、ヒトCD3に結合することが可能であるが、前記拘束Fvドメインが、CD3に結合せず、前記第1の可変重ドメイン及び前記第1の偽可変軽ドメインが、分子間で会合して不活性Fvを形成し、前記第1の可変軽ドメイン及び前記第1の偽可変重ドメインが、分子間で会合して不活性Fvを形成する、ヘテロ二量体タンパク質組成物。
IPC (10件):
C12N 15/62
, C12N 15/63
, C12N 1/15
, C12N 1/19
, C12N 1/21
, C12N 5/10
, C07K 19/00
, C12P 21/02
, A61P 35/00
, A61K 39/395
FI (10件):
C12N15/62 Z
, C12N15/63 Z
, C12N1/15
, C12N1/19
, C12N1/21
, C12N5/10
, C07K19/00
, C12P21/02 C
, A61P35/00
, A61K39/395 N
Fターム (28件):
4B064AG27
, 4B064BJ12
, 4B064CA19
, 4B064CC24
, 4B064DA05
, 4B065AA93X
, 4B065AB01
, 4B065AC14
, 4B065BA02
, 4B065CA24
, 4B065CA44
, 4C085AA13
, 4C085BB01
, 4C085BB31
, 4C085BB42
, 4C085DD21
, 4C085DD31
, 4C085DD62
, 4C085EE01
, 4H045AA10
, 4H045AA11
, 4H045AA20
, 4H045AA30
, 4H045BA41
, 4H045CA40
, 4H045DA76
, 4H045EA28
, 4H045FA74
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