特許

J-GLOBAL ID：202003017311415062

成形体およびその製造方法

発明者： 赤井 真 ,  大島 啓志
出願人/特許権者： 株式会社クラレ
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2017-018149
公開番号（公開出願番号）：特開2020-055107
出願日： 2017年02月03日
公開日（公表日）： 2020年04月09日
要約：

【課題】透明性、衝撃吸収性、極性樹脂との接着性および柔軟性を兼ね揃えた樹脂層を有する成形体を提供すること。【解決手段】アクリル系ブロック共重合体を含む樹脂からなる層(I)と極性樹脂からなる層(II)とを有する成形体であって、アクリル系ブロック共重合体は、アクリル酸エステル重合体ブロック(a1)の両末端にそれぞれメタクリル酸エステル重合体ブロック(a2)が結合した構造を分子内に少なくとも1つ有し、重量平均分子量が10,000〜200,000であり、重合体ブロック(a2)の含有量が10〜65質量%であり、前記アクリル系ブロック共重合体を含む樹脂は、3mm厚みの全光線透過率が90%以上であり、前記極性樹脂との接着力が剥離速度100mm/分で50N/40mm以上であり、引張動的粘弾性測定で23°C、周波数11Hzで測定したtanδが0.20以上である、成形体。【選択図】なし

請求項（抜粋）：

アクリル系ブロック共重合体を含む樹脂からなる層(I)と極性樹脂からなる層(II)とを有する成形体であって、 前記アクリル系ブロック共重合体は、アクリル酸エステル単位を主体とする重合体ブロック(a1)の両末端にそれぞれメタクリル酸エステル単位を主体とする重合体ブロック(a2)が結合した構造を分子内に少なくとも1つ有し、重量平均分子量が10,000〜200,000であり、重合体ブロック(a2)の含有量が10〜65質量%であり、 前記アクリル系ブロック共重合体を含む樹脂は、3mm厚みの全光線透過率が90%以上であり、前記極性樹脂との接着力が剥離速度100mm/分で50N/40mm以上であり、引張動的粘弾性測定で23°C、周波数11Hzで測定したtanδが0.20以上である、成形体。

IPC (3件)：

B32B 27/30 ,  C08F 297/02 ,  B29C 45/14

FI (3件)：

B32B27/30 A ,  C08F297/02 ,  B29C45/14

Fターム (44件)：

4F100AK01B ,  4F100AK12B ,  4F100AK25A ,  4F100AK25B ,  4F100AK45B ,  4F100AL02A ,  4F100BA02 ,  4F100EH17 ,  4F100EH36 ,  4F100GB07 ,  4F100GB32 ,  4F100GB48 ,  4F100JA07A ,  4F100JK06 ,  4F100JK07B ,  4F100JK10 ,  4F100JK12A ,  4F100JN01A ,  4F100JN01B ,  4F100YY00A ,  4F100YY00B ,  4F206AA13 ,  4F206AA21 ,  4F206AA28 ,  4F206AH17 ,  4F206AH33 ,  4F206AH46 ,  4F206AH63 ,  4F206AH73 ,  4F206JA07 ,  4F206JB12 ,  4F206JB24 ,  4F206JN12 ,  4J026HA11 ,  4J026HA26 ,  4J026HA32 ,  4J026HA39 ,  4J026HB11 ,  4J026HB26 ,  4J026HC11 ,  4J026HC26 ,  4J026HC32 ,  4J026HC39 ,  4J026HE02