特許
J-GLOBAL ID:202003018023013274

尿道装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 村山 靖彦 ,  実広 信哉 ,  阿部 達彦
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-504090
公開番号(公開出願番号):特表2020-512920
出願日: 2018年04月04日
公開日(公表日): 2020年04月30日
要約:
本開示は、遠位入口端部分(2a、20a)から中間部分(2b、20b)を介して近位出口端部分(2c、20c)まで長手方向軸(L)に沿って延びる細長い管状部材(2、20)を含む留置尿道装置(1、10)に関し、管状部材は、遠位入口端部分と近位出口端部分との間を長手方向軸に沿って延びる内腔(3、30)を画定し、細長い管状部材の遠位端部分は、複数の尿入口開口部(4、40)を含み、遠位端部分の少なくとも一部は、尿道を通って挿入されたときに尿道を通過するための線形状態と、使用位置において膀胱内部に固定されて受容されるための、事前構成されたコイル状態と、の間で可逆的に変形可能となるように事前構成されている。複数の尿入口開口部は、内部螺旋セクション上に設けられ、尿入口開口部は、外部螺旋セクション上にはない。本開示は、留置尿道装置(1、10)と、管状部材の内腔に同軸に挿入されるように構成されたガイドワイヤ(11)と、を含む、装置組立体にさらに関する。本開示は、使用位置にある尿道カテーテル(10)が患者に間欠的に挿入されるときに、膀胱から尿を排出するのに使用される、間欠的尿道カテーテル(10)にも関する。
請求項(抜粋):
留置尿道装置(1、10)であって、使用位置にある前記留置尿道装置(1)が患者の中に留置されているときに膀胱から尿を排出するのに使用されるための留置尿道装置(1、10)において、 前記留置尿道装置(1、10)は、遠位入口端部分(2a、20a)から中間部分(2b、20b)を介して近位出口端部分(2c、20c)まで長手方向軸(L)に沿って延びる細長い管状部材(2、20)を含み、前記管状部材(2、20)は、前記遠位入口端部分(2a、20a)と前記近位出口端部分(2c、20c)との間を前記長手方向軸に沿って延びる内腔(3、30)を画定し、 前記細長い管状部材(2、20)の前記遠位入口端部分(2a、20a)は、複数の尿入口開口部(4、40)を含み、 前記細長い管状部材(2、20)の前記近位出口端部分(2c、20c)は、排出口(5、50)を有し、 前記細長い管状部材(2、20)の前記内腔(3、30)は、前記複数の尿入口開口部(4、40)と前記排出口(5、50)との間に流体連通を提供し、 前記遠位入口端部分(2a、20a)の少なくとも一部は、尿道を通して挿入されたときに前記尿道を通過するための線形状態と、前記使用位置において前記膀胱の内部に固定されて受容されるための事前構成されたコイル状態との間で可逆的に変形可能となるように事前構成され、前記遠位入口端部分の前記事前構成されたコイル状態は、前記細長い管状部材(2、20)の前記長手方向軸(L)上の点(P)から出る螺旋を形成し、前記螺旋は、少なくとも第1の方向(x)および第2の方向(y)に延び、前記第2の方向は前記第1の方向に直交しており、前記第1の方向(x)および前記第2の方向(y)はそれぞれ、前記細長い管状部材(2、20)の前記長手方向軸(L)を軸方向に横断しており、前記螺旋は、内方に前記螺旋の方を向く内部螺旋セクション(2a'、20a')と、前記螺旋から外方に向く外部螺旋セクション(2a"、20a")と、を含み、 前記複数の尿入口開口部(4、40)は、前記内部螺旋セクション(2a'、20a')上に設けられ、尿入口開口部は、前記外部螺旋セクション(2a"、20a")上にはないことを特徴とする、留置尿道装置(1、10)。
IPC (2件):
A61M 1/00 ,  A61M 25/00
FI (3件):
A61M1/00 161 ,  A61M25/00 534 ,  A61M25/00 540
Fターム (14件):
4C077AA19 ,  4C077BB10 ,  4C077CC02 ,  4C077DD21 ,  4C077EE04 ,  4C077FF04 ,  4C267AA03 ,  4C267AA45 ,  4C267BB02 ,  4C267BB07 ,  4C267BB08 ,  4C267CC26 ,  4C267GG32 ,  4C267HH09

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