特許
J-GLOBAL ID:202003018196380507

受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人深見特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-193265
公開番号(公開出願番号):特開2020-061700
出願日: 2018年10月12日
公開日(公表日): 2020年04月16日
要約:
【課題】スペクトラム拡散したバースト信号の受信装置において、BTR推定を従来よりも高速に収束させる。【解決手段】BTR回路100は、拡散符号Cpnを用いてスペクトラム拡散変調された受信信号RSを受けて、受信信号RSのシンボルタイミング位置を推定する。補間フィルタ30は、BTR回路100によって推定されたシンボルタイミング位置にしたがった補間処理後の受信信号RS*を出力する。逆拡散回路40は、補間処理後の受信信号RS*を、拡散符号Cpnを用いた逆拡散によって復調する。BTR回路100は、拡散前の受信信号RSの各サンプル点において、マッチドフィルタを用いて拡散符号との相関演算によって相関電力値を算出するとともに、求められた相関電力の補間演算によって求められたピークタイミング位置に基づいて、シンボルタイミング位置を推定する。【選択図】図3
請求項(抜粋):
拡散符号を用いてスペクトラム拡散された変調信号を受信する受信装置であって、 前記変調信号の変調帯域幅のN倍(N:2以上の整数)に相当する周波数で前記変調信号をサンプリングするオーバサンプル部と、 前記オーバサンプル部でサンプリングされた前記変調信号を受けて、前記変調信号のシンボルタイミング位置を推定するためのビットタイミング推定回路と、 前記ビットタイミング推定回路によって推定された前記シンボルタイミング位置にしたがって、前記変調信号に対して補間処理を実行する補間フィルタと、 前記補間フィルタによる補間処理後の前記変調信号を、前記拡散符号を用いた逆拡散によって復調する逆拡散回路とを備え、 前記ビットタイミング推定回路は、 前記拡散符号との相関演算によって、前記変調信号の各サンプル点での相関電力値を算出するマッチドフィルタと、 前記マッチドフィルタで算出された相関電力値のピーク点と、当該ピーク点の前後のサンプル点とにおける相関電力値を用いた補間演算によって求められた相関電力のピークタイミング位置に基づいて、前記変調信号の前記シンボルタイミング位置を推定する推定部とを含む、受信装置。
IPC (1件):
H04B 1/707
FI (1件):
H04B1/7075

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