特許
J-GLOBAL ID:202003018375861356

ドライブシャフトの組付方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 池田 治幸 ,  池田 光治郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-197046
公開番号(公開出願番号):特開2020-063814
出願日: 2018年10月18日
公開日(公表日): 2020年04月23日
要約:
【課題】従来に比較してカップリングユニットを小型化することを可能にするドライブシャフトの組付方法を提供する。【解決手段】後輪車軸44に設けられた測定用溝44jの側面44kとカップリングカバー66に設けられた測定用プレート84の側面84aとの間の寸法M1を測定することにより、環状切欠部56fでストッパリング76が拡径しているかを検出する。このため、寸法M1のばらつきが、例えば、ケース46の寸法のばらつきと左右一対の制御カップリング36の寸法のばらつきとを含む左右一対の後輪車軸44の間の寸法M2のばらつきに比較して好適に小さくなるので、ストッパリング76が確実に拡径したかを検出するうえで、従来のように左右一対の後輪車軸44の間の寸法M2を測定する方法に比べて、嵌合穴56aの内周面56dに形成される環状切欠部56fの幅寸法W2の増大を抑制することができる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
ドライブピニオンと前記ドライブピニオンに噛み合うリングギヤとを収容するケースに組み付けられたカップリングユニットに、ドライブシャフトを組み付けるドライブシャフトの組付方法であって、 前記カップリングユニットは、前記リングギヤからの駆動力を入力する入力部材と、前記ドライブシャフトにスプライン嵌合する出力部材と、前記入力部材から前記出力部材に伝達される伝達トルクを調整可能なクラッチと、前記入力部材、前記出力部材、および前記クラッチをそれぞれ収容するカバーと、を備え、 前記ドライブシャフトに形成された嵌合軸部にスプライン嵌合する前記出力部材の嵌合穴の内周面には、内周スプライン歯と、前記内周スプライン歯の前記リングギヤ側の端部に隣接し、前記内周スプライン歯の歯先径よりも大径に形成された環状切欠部と、が形成され、 前記ドライブシャフトの嵌合軸部には、前記内周スプライン歯に噛合可能な外周スプライン歯と、径方向において弾性変形する環状のストッパリングを前記内周スプライン歯の歯先径よりも縮径可能に嵌め入れる環状の環状溝と、が形成され、 前記環状溝に前記ストッパリングを嵌め入れた状態で、前記ドライブシャフトの嵌合軸部を、前記出力部材の嵌合穴に、前記環状切欠部で前記ストッパリングが拡径するまで挿入し、 前記ドライブシャフトに設けられた第1測定用部位と前記カバーに設けられた第2測定用部位との間の寸法を測定することにより、前記環状切欠部で前記ストッパリングが拡径しているかを検出する ことを特徴とするドライブシャフトの組付方法。
IPC (4件):
F16D 3/20 ,  F16D 1/06 ,  F16D 3/84 ,  F16D 1/09
FI (4件):
F16D3/20 H ,  F16D1/06 210 ,  F16D3/84 F ,  F16D1/09 300

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