特許
J-GLOBAL ID:202003018441874383
RNAスプライシングを改変する方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石川 徹
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-568746
公開番号(公開出願番号):特表2020-523365
出願日: 2018年06月13日
公開日(公表日): 2020年08月06日
要約:
本明細書に記載されるものは、本明細書において提供される式(I)の低分子スプライシングモディファイヤー化合物:【化1】(式中、W、X、A、及びBは、本明細書で定義される通りである)又はその形態によって認識されることができる、イントロン内スプライシングモディファイヤー認識エレメント(iREMS)である。一態様において、遺伝子の産物の量を調節するためにRNAスプライシングを改変する方法であって、イントロン内REMSを含有する該遺伝子から転写される前駆体RNA転写物が、スプライシングモディファイヤー式(I)の化合物を利用して改変される、前記方法が、本明細書に記載される。別の態様において、遺伝子によってコードされるRNA転写物又はタンパク質産物の量を調節するためにRNAスプライシングを改変する方法であって、スプライシングモディファイヤー式(I)の化合物を利用して、該遺伝子から転写される前駆体RNA転写物がイントロン内REMSを含むよう改変される、前記方法が、本明細書に記載される。【選択図】図1A
請求項(抜粋):
iエキソンを有する成熟mRNA転写物を産生するためにRNAスプライシングを改変する方法であって、プレ-mRNA転写物を式(I)の化合物又はその形態と接触させることを含み、ここで、該プレ-mRNA転写物が、2つのエキソン及び1つのイントロンを含み、ここで、第一のエキソンが、該イントロンの上流にあり、かつ第二のエキソンが、該イントロンの下流にあり、ここで、該イントロンが、5’から3’の順に:第一の5’スプライス部位、第一の分岐点、第一の3’スプライス部位、イントロン内スプライシングモディファイヤー認識エレメント(iREMS)、第二の分岐点、及び第二の3’スプライス部位を含み、ここで、該iREMSが、RNA配列GAgurngnを含み、ここで、rが、アデニン又はグアニンであり、かつnが、任意のヌクレオチドであり、かつここで、式(I)が:
IPC (4件):
A61K 31/501
, A61K 48/00
, A61P 43/00
, C12N 15/11
FI (4件):
A61K31/501
, A61K48/00
, A61P43/00 105
, C12N15/11 Z
Fターム (13件):
4C084AA13
, 4C084NA14
, 4C084ZB211
, 4C084ZB212
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086BC41
, 4C086BC85
, 4C086GA07
, 4C086MA01
, 4C086MA04
, 4C086NA14
, 4C086ZB21
引用文献:
審査官引用 (4件)
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Journal of Medicinal Chemistry, 2016, Vol.59, pp.10067-10083
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Journal of Medicinal Chemistry, 2016, Vol.59, pp.10067-10083
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Nature Chemical Biology, 2015, Vol.11, pp.511-517
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Nature Chemical Biology, 2015, Vol.11, pp.511-517
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