特許
J-GLOBAL ID:202003018629339884
圧電振動片、及び圧電振動子
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
川井 隆
, 仲野 均
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-204806
公開番号(公開出願番号):特開2020-072365
出願日: 2018年10月31日
公開日(公表日): 2020年05月07日
要約:
【課題】異物によるショートが生じにくく、振動に寄与する電極部分の面積をより大きく確保する。【解決手段】圧電振動片6は、基部8から1対の振動腕部7が延設され、その長手方向の主面に溝部72が形成されている。溝部72により、振動腕部7には、外側土手部73と内側土手部74が形成される。振動腕部7の外周面を構成する側面と主面、溝部72内には、第1励振電極、第2励振電極として機能する、異なる2系統の励振電極91、92が形成されている。振動腕部7に形成された、外側土手部73の両主面2箇所と、内側土手部74の両主面2箇所の合計4箇所のうちの少なくとも1箇所に対して、励振電極91、92の一方が側面から主面まで延設され、他方が主面よりも低い位置まで形成されている。これにより、導電性異物Sが主として飛来する土手部の主面箇所において、励振電極91と励振電極92とのショートを回避することができる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
基部と、
前記基部から並んで延設された1対の振動腕部と、
前記1対の振動腕部の両主面に、長手方向に沿って形成された溝部と、
前記溝部の各々により、当該溝部の両側に形成される土手部と、
前記1対の振動腕部における、一方の振動腕部の両側面と、他方の振動腕部の溝部の両側面に形成された第1側面電極と、
前記1対の振動腕部における、前記一方の振動腕部の溝部の両側面と、前記他方の振動腕部の両側面に形成された第2側面電極と、
前記1対の振動腕部の各々における、4つの前記土手部の主面のうちの少なくとも1つの主面に、前記第1側面電極から延出して形成された第1主面電極と、
前記1対の振動腕部の各々において、4つの前記土手部の主面のうち、前記第1主面電極が、全ての主面に形成されている場合には最大3つの主面に、全ての主面には形成されていない場合には最大4つの主面に、前記第2側面電極から延出して形成された第2主面電極と、
を具備したことを特徴とする圧電振動片。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (20件):
5J108BB02
, 5J108CC06
, 5J108CC09
, 5J108DD05
, 5J108EE03
, 5J108EE04
, 5J108EE07
, 5J108EE18
, 5J108FF03
, 5J108FF05
, 5J108FF11
, 5J108FF14
, 5J108GG03
, 5J108GG11
, 5J108GG16
, 5J108HH04
, 5J108HH06
, 5J108KK06
, 5J108NA03
, 5J108NB05
引用特許:
前のページに戻る