特許
J-GLOBAL ID:202003018926864572

コイル化アクチュエータのシステム及び方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 田中 伸一郎 ,  ▲吉▼田 和彦 ,  須田 洋之 ,  松下 満 ,  倉澤 伊知郎 ,  山本 泰史 ,  磯貝 克臣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-555649
公開番号(公開出願番号):特表2020-516783
出願日: 2018年04月10日
公開日(公表日): 2020年06月11日
要約:
コイル化アクチュエータ繊維を作製するシステム及び方法。この方法は、繊維を加撚して加撚繊維を作製する工程、当該加撚繊維を芯に巻き付けて当該加撚繊維にコイルを作製する工程、及び、当該芯の少なくとも一部を除去してコイル化アクチュエータ繊維を作製する当該、を含む。いくつかの態様では、その繊維は、1または複数の繊維を有する糸、または、単一の細長い要素を含む繊維、であることができる。いくつかの態様では、当該芯の一部は、除去可能な犠牲部分を含む。当該除去可能な犠牲部分は、溶媒に溶解可能であるか、または、物理的に除去可能であることができる。いくつかの態様では、当該芯はさらに、溶解不可能である溶解不可能部分を含み、コイル化アクチュエータの作製は、犠牲部分を除去するために芯の上で加撚繊維を処理することによって犠牲部分を除去すること、及び、溶解不可能部分を残すこと、を含むことができる。
請求項(抜粋):
装着されるとともに、ユーザの体の一部分を少なくとも部分的に覆うように構成された熱適応性衣服の構築方法であって、 複数のコイル化アクチュエータ繊維を作製する工程と、 前記作製された複数のコイル化アクチュエータ繊維を含む熱適応性布を作製する工程と、 前記熱適応性布によって画定される衣服本体を作製する工程と、 を備え、 前記複数のコイル化アクチュエータ繊維の各々は、 繊維を加撚して、繊維バイアス角度α繊維が25°〜50°である高度に加撚した繊維を作製し、 前記高度に加撚した繊維を犠牲芯に巻き付けて、前記高度に加撚した繊維にコイルを作製し、 前記犠牲芯上に配置された前記高度に加撚した繊維コイルに熱を加えるかまたは化学的セット剤を塗布することによって、前記高度に加撚した繊維コイルをセットし、 前記犠牲芯を溶媒に溶解させて前記犠牲芯を除去して、 2.0以上のコイルばね指数(C)、 20°C以上のコイル部分接触温度、 |CTE|≧2mm/m/Kの熱応答性、 25°〜50°の繊維バイアス角度α繊維、 という特徴を有するコイル化アクチュエータ繊維を作製する、 ことによって作製され、 前記衣服本体は、 装着するユーザの体と面するように構成された内面を有する内側部分と、 前記装着するユーザの外側環境と面するように構成された外面を有する外側部分と、を含み、 前記熱適応性布は、第1の環境温度範囲に応答して、基本の構成を取るように構成されており、 前記熱適応性布は、前記第1の環境温度範囲とは別の第2の環境温度範囲に応答して、嵩高な構成を取るように構成されている、方法。
IPC (3件):
D02G 3/26 ,  D02G 3/44 ,  A41D 13/002
FI (3件):
D02G3/26 ,  D02G3/44 ,  A41D13/002
Fターム (10件):
3B011AA00 ,  3B011AB00 ,  3B011AC01 ,  3B011AC18 ,  4L036MA05 ,  4L036MA06 ,  4L036PA17 ,  4L036PA21 ,  4L036RA10 ,  4L036UA25
引用特許:
審査官引用 (3件)

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