特許
J-GLOBAL ID:202003019008058900

遠心振子式吸振装置およびその設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人アイテック国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-149575
公開番号(公開出願番号):特開2020-024022
出願日: 2018年08月08日
公開日(公表日): 2020年02月13日
要約:
【課題】質量体の揺動軌道をより適正に定めて遠心振子式吸振装置の振動減衰性能をより向上させる。【解決手段】遠心振子式吸振装置は、エンジンからの動力により回転する回転要素と一体に回転する支持部材と、回転要素の回転に応じて各々の重心が予め定められた揺動軌道に沿って移動するように支持部材により揺動自在に支持される複数の質量体とを含み、質量体の振れ角を“φ”とし、振れ角に応じた振子支点から重心までの距離を“rp(φ)”とし、振れ角がゼロであるときの振子支点から重心までの距離を“a”としたときに、揺動軌道は、rp(φ)=a・(r0+r2・φ2+r4・φ4+r6・φ6+r8・φ8)により規定され、定数r0-r8は、エンジンの回転数が所定の低回転数域に含まれるときに上記回転要素に生じる振動の振幅の平均値を最小にするように適合されている。【選択図】図4
請求項(抜粋):
エンジンからの動力により回転する回転要素と一体に回転する支持部材と、前記回転要素の回転に応じて各々の重心が予め定められた揺動軌道に沿って移動するように前記支持部材により揺動自在に支持される複数の質量体とを含む遠心振子式吸振装置において、 前記質量体の振れ角を“φ”とし、前記振れ角に応じた振子支点から前記重心までの距離を“rp(φ)”とし、前記振れ角がゼロであるときの前記振子支点から前記重心までの距離を“a”としたときに、 前記揺動軌道は、次の多項式により規定され、 rp(φ)=a・(r0+r2・φ2+r4・φ4+r6・φ6+r8・φ8) 前記多項式における定数r0,r2,r4,r6およびr8は、前記エンジンの回転数が所定の低回転数域に含まれるときに前記回転要素に生じる振動の振幅の平均値を最小にするように適合されている遠心振子式吸振装置。
IPC (1件):
F16F 15/14
FI (1件):
F16F15/14 Z

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