特許
J-GLOBAL ID:202003019209515349

熱式流量計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 山川 茂樹 ,  山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-127369
公開番号(公開出願番号):特開2020-008339
出願日: 2018年07月04日
公開日(公表日): 2020年01月16日
要約:
【課題】配管内に液体が存在しない空状態を確実に検知する。【解決手段】空状態検知部8を設け、制御部5によって温度差(TRh-TRr)が一定値となるように制御されている時のヒータ3への供給電力Pを閾値Pthと比較し、ヒータ3への供給電力Pが閾値Pthよりも小さい場合、配管2内に液体が存在しない空状態であると判断する。閾値Pthは、測定対象として想定されている液体のうち熱伝導率が最も低い液体を基準とし、この熱伝導率が最も低い液体の配管2内での流れが停止している状態での、制御部5によって温度差(TRh-TRr)が一定値となるように制御されている時の、ヒータ3への供給電力Pよりも低い値として定める。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
測定対象の液体が流れるように構成された配管と、 前記配管に設置され、電力の供給を受けて発熱するように構成されたヒータと、 前記ヒータよりも上流側に設置され、前記液体の温度を検出するように構成された温度センサと、 前記ヒータの抵抗値変化から検出される前記ヒータの発熱温度と前記温度センサによって検出される液体の温度との温度差を求め、この温度差が一定値となるように前記ヒータへ供給する電力を制御するように構成された制御部と、 前記制御部によって前記温度差が一定値となるように制御されている時の前記液体における熱拡散の状態に対応する値をセンサ出力として出力するように構成されたセンサ出力部と、 前記センサ出力部からのセンサ出力に基づいて前記配管を流れる液体の流量を求めるように構成された流量算出部と、 前記制御部によって前記温度差が一定値となるように制御されている時の前記ヒータへの供給電力を予め定められている閾値と比較し、前記ヒータへの供給電力が前記閾値よりも小さい場合、前記配管内に前記液体が存在しない空状態であると判断するように構成された空状態検知部と を備えることを特徴とする熱式流量計。
IPC (2件):
G01F 1/696 ,  G01F 1/684
FI (2件):
G01F1/696 Z ,  G01F1/684 A
Fターム (4件):
2F035EA01 ,  2F035EA04 ,  2F035EA05 ,  2F035EA09

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