特許
J-GLOBAL ID:202003019299538539

車両の歩行者保護装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 米山 尚志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-217868
公開番号(公開出願番号):特開2020-082931
出願日: 2018年11月21日
公開日(公表日): 2020年06月04日
要約:
【課題】外観上の見栄えを低下させることなく、歩行者の脚部を保護する。【解決手段】バンパ11は、エネルギー吸収部材6の前方で前後方向と交叉するバンパ前板部11aと、バンパ前板部11aの下端から後方へ延びるバンパ下板部11bとを有する。エアバッグ22は、通常時には収縮した状態でバンパ下板部11bよりも上方、且つアンダーカバー12の突出部17よりも前方に収納される。エアバッグ22の展開方向は、バンパ下板部11bの上面へ向かう方向に設定される。ECUの衝突判定部が、車両1の前面部への歩行者の衝突を検知し、ECUのエアバッグ制御部が、インフレータ21を作動すると、エアバッグ22が展開してバンパ下板部11bを上方から押圧し、バンパ下板部11bが、エアバッグ22の展開力によって破断することなく変形してバンパ前板部11aに対して下前方へ傾動する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
車両の前後方向と交叉する状態で車幅方向に延びるバンパ前板部と、前記バンパ前板部と一体成形されて前記バンパ前板部の下端から後方へ延びるバンパ下板部とを有し、前記車両の前端下部で車幅方向に延びるバンパと、 ガスを発生するインフレータと、前記インフレータが発生するガスによって展開するエアバッグとを有し、前記バンパ前板部よりも後方且つ前記バンパ下板部よりも上方に配置されて車体側に支持されるエアバッグユニットと、 前記車両の前面部への歩行者の衝突を検知する衝突検知手段と、 前記衝突検知手段による歩行者の衝突の検知に応じて、前記インフレータを作動する制御手段と、を備え、 前記エアバッグの展開方向は、前記バンパ下板部を下方へ押圧可能な方向に設定され、 前記バンパ下板部は、前記エアバッグの展開力によって前記バンパ前板部に対して下前方へ傾動するように変形する ことを特徴とする車両の歩行者保護装置。
IPC (1件):
B60R 21/36
FI (1件):
B60R21/36 354

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