特許
J-GLOBAL ID:202003019448378981

ナチュラルキラー細胞のエクスビボ拡大及び活性化のための刺激細胞株

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件): 田中 伸一郎 ,  ▲吉▼田 和彦 ,  須田 洋之 ,  山崎 一夫 ,  市川 さつき ,  服部 博信 ,  河井 愛美
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-552975
公開番号(公開出願番号):特表2020-516238
出願日: 2018年03月27日
公開日(公表日): 2020年06月11日
要約:
本発明は、MHCクラスI分子を発現しないが、膜結合型IL-15、膜結合型4-1BBLリガンド、及びインターロイキン又は抗CD3抗体などの少なくとも1つの他の膜結合分子を発現するように改変された、不死化/癌細胞に由来する遺伝子操作された細胞集団に関連する。前記細胞と免疫細胞との共培養により、少なくとも1つの免疫細胞の亜集団の活性化及び拡大が引き起こされる。混合細胞株と刺激細胞株との共培養に由来する拡大されたNK細胞集団は、癌又は感染症の治療方法に使用することができる。別の実施形態においては、操作された細胞集団の調製に使用するための複数の核酸が提供される。
請求項(抜粋):
主要組織適合遺伝子複合体(MHC)I分子を発現しない、遺伝子操作された細胞集団であって、 前記操作された細胞集団が、不死化細胞に由来し、 前記操作された細胞集団が、膜結合型インターロイキン-15(mbIL15)を発現するように改変され、 前記操作された細胞集団が、膜結合型4-1BBリガンド(4-1BBL)を発現するように改変され、 前記操作された細胞集団が、免疫細胞の活性化を刺激する、少なくとも1つの追加の膜結合型インターロイキンを発現するように改変され、 前記操作された細胞集団が、主要組織適合遺伝子複合体(MIC)I分子を発現せず、及び 前記操作された細胞集団と免疫細胞集団の共培養が、結果として少なくとも1つの免疫細胞の亜集団の活性化及び拡大を引き起こす、操作された細胞集団。
IPC (8件):
C12N 5/10 ,  C12N 5/078 ,  C12N 15/19 ,  C12N 5/09 ,  A61K 35/17 ,  A61P 35/00 ,  A61P 31/00 ,  A61P 37/04
FI (8件):
C12N5/10 ,  C12N5/0783 ,  C12N15/19 ,  C12N5/09 ,  A61K35/17 Z ,  A61P35/00 ,  A61P31/00 ,  A61P37/04
Fターム (15件):
4B065AA90X ,  4B065AB01 ,  4B065BA01 ,  4B065BA06 ,  4B065CA44 ,  4C087AA01 ,  4C087AA02 ,  4C087BB64 ,  4C087DA31 ,  4C087MA02 ,  4C087NA05 ,  4C087NA14 ,  4C087ZB09 ,  4C087ZB26 ,  4C087ZB32
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • Membrane-bound IL-21 promotes sustained ex vivo proliferation of human natural killer cells
審査官引用 (3件)
  • Membrane-bound IL-21 promotes sustained ex vivo proliferation of human natural killer cells
  • Membrane-bound IL-21 promotes sustained ex vivo proliferation of human natural killer cells
  • Membrane-bound IL-21 promotes sustained ex vivo proliferation of human natural killer cells

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