特許
J-GLOBAL ID:202003019531801330

新生児のビリルビン値を予測する方法およびコンピュータプログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 関口 一哉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2020-518427
公開番号(公開出願番号):特表2020-535442
出願日: 2018年09月27日
公開日(公表日): 2020年12月03日
要約:
本発明は、新生児のビリルビン値を推定するための方法およびコンピュータプログラムに関し、本方法およびコンピュータプログラムは、さまざまな時点で推定される一連のビリルビン値を、新生児から採取したサンプルから取得するステップと、当該新生児から複数の共変量を取得するステップであって、これらの共変量はそれぞれ、新生児特性に関する情報を含む、ステップと、所定のビリルビンのモデル関数を設定するステップであって、このビリルビンのモデル関数は、新生児のビリルビン値の経時変化を記述するように構成されている、ステップと、ビリルビンのモデル関数における複数のモデルパラメータを特定するステップであって、これらのモデルパラメータはそれぞれ、複数の共変量における少なくとも1つの共変量、および関連する母集団モデルパラメータから推定される、ステップと、一連のビリルビン取得値、および特定したモデルパラメータを有するビリルビンのモデル関数から、具体的には一連のビリルビン値において最後に取得したビリルビン値よりも後の、当該新生児のビリルビン予測値を特定するステップとを含む。【選択図】図1
請求項(抜粋):
新生児のビリルビン値を推定する方法であって、前記方法は、 -さまざまな時点で推定される一連のビリルビン値を、ある新生児から取得するステップと、 -前記新生児から複数の共変量を取得するステップであって、前記共変量はそれぞれ、新生児特性に関する情報を含む、ステップと、 -所定のビリルビンのモデル関数を設定するステップであって、前記ビリルビンのモデル関数は、前記新生児の前記ビリルビン値の経時変化を記述するように構成されている、ステップと、 -前記ビリルビンのモデル関数における複数のモデルパラメータを特定するステップであって、前記モデルパラメータはそれぞれ、前記複数の共変量における少なくとも1つの共変量、および関連する母集団モデルパラメータから推定される、ステップと、 -前記一連のビリルビン取得値、および前記特定したモデルパラメータを有する前記ビリルビンのモデル関数から、前記一連のビリルビン値において最後に取得したビリルビン値よりも後の、前記新生児のビリルビン予測値を特定するステップと を含み、 前記ビリルビンのモデル関数は、時間依存のビリルビン産生率Kprodを、時間依存のビリルビン排泄率Kelimと、とりわけ時間依存の光線療法暴露関数PTとに関連付けるレート方程式によって得られ、前記ビリルビン産生率Kprod、前記ビリルビン排泄率Kelim、およびとりわけ前記光線療法暴露関数PTは、前記複数のモデルパラメータを含む、 方法。
IPC (2件):
G01N 33/72 ,  G01N 33/48
FI (2件):
G01N33/72 B ,  G01N33/48 Z
Fターム (8件):
2G045AA07 ,  2G045AA13 ,  2G045AA25 ,  2G045CA02 ,  2G045CA25 ,  2G045CA26 ,  2G045DA53 ,  2G045JA01
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ビリルビンレベルを推定すること
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2016-501634   出願人:ユニバーシティオブワシントンスルーイッツセンターフォーコマーシャリゼーション
  • ビリルビンレベルを測定する非侵襲的装置および方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2014-520771   出願人:ベンギュリオンユニバーシティオブザネッジバ,リサーチアンドディブロップメントオーソリティ, モアリサーチアプリケ-ションズリミテッド

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