特許
J-GLOBAL ID:202003020199349346

内燃機関およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 清流国際特許業務法人 ,  昼間 孝良 ,  境澤 正夫 ,  山田 祐樹
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2016-035173
公開番号(公開出願番号):特開2017-150431
特許番号:特許第6648552号
出願日: 2016年02月26日
公開日(公表日): 2017年08月31日
請求項(抜粋):
【請求項1】 内燃機関の気筒からの排気ガスが通過する排気通路の上流側から下流側に向って順に、酸化触媒と選択的還元触媒とを備えるとともに、その選択的還元触媒よりも上流側で還元剤を排気ガスに添加する還元剤噴射弁と、を備えた内燃機関において、 前記選択的還元触媒の活性化状況として前記選択的還元触媒の内部の触媒温度と前記選択的還元触媒を通過する排気ガスの空間速度とを監視し、前記触媒温度と前記空間速度とに基づいて前記還元剤噴射弁から排気ガスに添加される還元剤の添加量を調節する制御を行う制御装置を備え、 前記制御装置が、前記触媒温度と前記空間速度とに基づいた領域マップデータを有し、この領域マップデータが、高温域側に配置されて前記選択的還元触媒が活性化している状況を示す第一領域と、低温域側に配置されて前記選択的還元触媒が不活化している状況を示す第二領域とを有し、前記第一領域が、さらに複数の領域に分割されており、それぞれの領域が、互いに異なる係数を有してなり、 前記制御装置が、 取得した前記触媒温度および前記空間速度と、前記領域マップデータとを比較して、前記選択的還元触媒の状況が、前記第一領域に存在するか、あるいは前記第二領域に存在するかを判定し、 前記選択的還元触媒の状況が前記第一領域に存在する場合に、前記添加量が前記選択的還元触媒を通過前の排気ガスに含有される窒素酸化物の通過前含有量に基づいて算出された第一目標添加量に調節される開ループ制御と、前記添加量が前記選択的還元触媒を通過後の排気ガスに含有される窒素酸化物の通過後含有量と予め設定された目標含有量との差分をゼロにするように算出された値に前記係数を乗算して算出された第二目標添加量に調節される閉ループ制御との両方の制御により前記添加量を調節する制御を行う一方で、 前記選択的還元触媒の状況が前記第二領域に存在する場合に、前記開ループ制御により前記添加量を調節する制御を行う構成にしたことを特徴とする内燃機関。
IPC (3件):
F01N 3/08 ( 200 6.01) ,  F01N 3/24 ( 200 6.01) ,  B01D 53/94 ( 200 6.01)
FI (3件):
F01N 3/08 H ,  F01N 3/24 C ,  B01D 53/94 222
引用特許:
審査官引用 (1件)

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