特許
J-GLOBAL ID:202003020352673352

撥水性生地及びこれを含む撥水ダウン製品

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): ▲吉▼川 俊雄 ,  市川 寛奈
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-538684
公開番号(公開出願番号):特表2020-509248
出願日: 2018年01月24日
公開日(公表日): 2020年03月26日
要約:
本発明は撥水性、透湿性、保温性及び耐久性に優れた撥水性及び透湿性生地及び撥水ダウン衣類に関するものである。本発明による撥水性及び透湿性生地及び撥水ダウン製品は、人体に有害及び環境ホルモンを発生するものと報告されたフッ素系化学物(PFCs)を全く使用しないながらも、優れた撥水力及び保温性を提供することができ、多数回の繰り返し洗濯にも撥水能力が劣化せずに維持され、加熱によって撥水性の回復が可能な機能及び効果を発揮する。また、生地に直接的に透湿コーティングを付与することにより、多数回の繰り返し洗濯にもダウンが生地を透過して脱け出す現象が発生せず、同時に、アウトドア活動時に空気と汗によって発生した水蒸気は透過及び排出させて、雪、雨等の水と風は透過させないので、どんな天気変化でも正常体温を維持したまま、登山、クライミング、ゴルフ、バイク、スキー、スノーボーディング、ジョギング、ワーキング等、多様な冬のアウトドアスポーツ活動を中断なしに持続的に楽しむことができる。さらに、ダウンが常に新鮮な状態で呼吸して製品寿命が増加し、ダウンに悪臭が発生したり細菌が繁殖しないようにすることができ、一般的なダウンに比べて洗濯回数が減って水資源とエネルギー及び費用の節減効果も期待することができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
生地を非フッ素系撥水剤及び水性ブロックポリイソシアネート(aqueous blocked polyisocyanate)架橋剤を含む非フッ素系撥水剤エマルジョンに浸漬する段階、及び 浸漬させた生地を150〜200°Cで乾燥及び硬化する段階 を含む製造方法によって製造された撥水性生地にポリウレタン系透湿コーティング液を塗布する段階、及び 前記撥水性生地を100°Cから150°Cまで温度を増加させながら乾燥する段階 を含む撥水性及び透湿性生地の製造方法であって、 前記撥水性及び透湿性生地は、20回の洗濯時に撥水度4級以上を維持し、 前記透湿コーティング液は生地に塗布後100°Cから150°Cまで温度を増加させながら乾燥して透湿性生地に製造された場合、JIS L 1099:2012,B-1(酢酸カリウム)法によって測定した水蒸気透過度が、40,000g/m2/24h以上であることを特徴とする、撥水性及び透湿性生地の製造方法。
IPC (5件):
D06M 15/263 ,  D06M 13/395 ,  D06M 15/564 ,  C09K 3/18 ,  A41D 3/00
FI (5件):
D06M15/263 ,  D06M13/395 ,  D06M15/564 ,  C09K3/18 101 ,  A41D3/00 C
Fターム (16件):
3B031AA08 ,  3B031AA09 ,  3B031AA10 ,  3B031AB01 ,  3B031AB02 ,  3B031AE06 ,  4H020BA07 ,  4L033AA04 ,  4L033AB04 ,  4L033AC03 ,  4L033AC15 ,  4L033BA69 ,  4L033CA14 ,  4L033CA18 ,  4L033CA50 ,  4L033CA70
引用特許:
出願人引用 (3件)

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