特許
J-GLOBAL ID:202003020441312878

重合装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-158179
公開番号(公開出願番号):特開2020-033392
出願日: 2018年08月27日
公開日(公表日): 2020年03月05日
要約:
【課題】 携行して運び易い小型の重合装置であって、重合対象物に照射する光の強度を高くすることができ、安定して精度の高い重合硬化が可能で、さらに、対象物が、重合硬化時の重合発熱によって揮発する低分子量の単官能重合性単量体成分を含有し、当該成分が装置内に汚れとして付着・固化するような場合であっても、メンテナンスが容易な重合装置を提供する。【解決手段】 複数のLEDを用いたヒートシンク付きLEDパッケージを光源として光源室内に配置すると共に光源出射された光外部に照射するための光透過性窓材の外表面を保護フィルムで被覆することにより、前記汚れが発生した場合には、当該保護フィルムのみを交換できるようにし、メンテナンスの手間やコストを低減する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
光照射器と重合容器とを有し、前記重合容器内部に収容された「分子量が200以下である単官能重合性単量体を含有する光重合硬化性組成物で構成される未重合部を有する部材又は物品からなる対象物」に前記光照射器から出射された光を照射することによって前記未重合部を重合させるための重合装置であって、 前記光照射器は、 筒状の側壁と、天井と、光透過性窓材を有する床と、によって画定される光源室を有し、前記側壁には吸気孔及び排気孔が設けられている第一の筺体と、 複数の発光ダイオードが所定パターンで配置された発光面と、ヒートシンクが接合された放熱面と、を有する基体を有し、前記発光面を前記光透過性窓材に向けて前記光源室内に配置される光源アッセンブリーと、 前記光源室内に配置されるファンと、 前記光透過性窓材における前記光源室の外側に露出する部分を被覆する光透過性保護フィルムと、を有し、 前記重合容器は、 上方が解放されると共に上方に向かって拡径する、円錐台形状又は略円錐台形状を有し、内部に前記対象物を収容可能な重合カップと、 頂部に開口を有する有底の円筒状又は箱状の筺体であって、当該開口を通して前記重合カップを着脱可能に収容する第二の筺体と、を有し、 前記光照射器の前記複数の発光ダイオードから出射され、前記光透過性窓材を透過した光を前記重合容器の前記重合カップ内に照射するようにしたことを特徴とする前記重合装置。
IPC (1件):
C08F 2/01
FI (1件):
C08F2/01
Fターム (6件):
4J011AA05 ,  4J011AC04 ,  4J011DA00 ,  4J011DB22 ,  4J011DB28 ,  4J011DB36
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 歯科CAD/CAM用レジンブロック
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-033597   出願人:株式会社トクヤマデンタル
  • 光硬化性複合材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-003341   出願人:イフォクレールアクチェンゲゼルシャフト
  • 光重合装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-106369   出願人:株式会社モリタ東京製作所
全件表示
審査官引用 (5件)
  • 歯科CAD/CAM用レジンブロック
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-033597   出願人:株式会社トクヤマデンタル
  • 光硬化性複合材料
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-003341   出願人:イフォクレールアクチェンゲゼルシャフト
  • 光重合装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2013-106369   出願人:株式会社モリタ東京製作所
全件表示

前のページに戻る