特許
J-GLOBAL ID:202003020767770914

ハイダイナミックレンジ映像を符号化するためのセグメントベース再構成

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 奥田 誠司 ,  喜多 修市 ,  岡部 英隆 ,  川喜田 徹 ,  村瀬 成康
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2019-538633
公開番号(公開出願番号):特表2020-507958
出願日: 2018年01月16日
公開日(公表日): 2020年03月12日
要約:
スタンダードダイナミックレンジ(SDR)映像入力が与えられたときに、逆ルマおよびクロマ再構成関数を記載するコンポーザメタデータを生成および圧縮するための手法を開示する。SDR入力が与えられると、コンポーザメタデータによって、デコーダは、ハイダイナミックレンジにある対応の出力を生成可能となる。三つの手法を提示する。すなわち、スタティックなシークエンスベースのアーキテクチャ、集中的後処理方法を用いる2段階シーンベースの分散的ソリューション、およびオーバーラップしたセグメントを使用する1段階分散的ソリューションである。また、送信されるコンポーザメタデータの量を低減する手法を開示する。
請求項(抜粋):
プロセッサを用いる、セグメントベースのルマおよび/またはクロマ再構成のための方法であって、 第1のダイナミックレンジにある入力映像信号(104)を受信するステップと、 前記入力映像信号をセグメントに分割するステップであって、各セグメントは、1シークエンスの連続する一次フレーム(510)および1または2ブロックの連続する二次フレームを含み、2つの連続するセグメントについて、前記セグメントのうちの一方についての二次フレームは、他方のセグメントの一次フレームとオーバーラップする、ステップと、 ノードプロセッサによって処理されるセグメント(412)について、 前記セグメント中の前記入力映像信号の前記一次および二次フレームのそれぞれを、第2のダイナミックレンジ(417)内の第2の映像信号の対応する一次および二次フレームに変換する(415)ステップであって、前記第2のダイナミックレンジは、前記第1のダイナミックレンジよりも高い、ステップと、 前記セグメント中の前記入力映像フレームおよび前記第2の映像フレームの画素値の統計データ(420)を収集するステップと、 前記セグメント中の前記入力映像フレームのフレームについてのシーンカット情報(425)を収集するステップと、 前記セグメント中の前記一次フレームおよび前記セグメント中の前記二次フレームの第1の部分を含む前記入力映像信号の連続するフレームの第1のサブセグメントを生成するステップと、 前記入力映像(430)の前記第1のサブセグメント中の各フレームについて、 前記入力映像フレームおよび前記第2の映像フレームの画素値の前記収集された統計データを、第1のスライディングウィンドウにわたって、平滑化するステップであって、前記第1のスライディングウィンドウは、前記第1のサブセグメントの前記フレームを中心とし、前記セグメント中の任意の数のシーンカットに基づいて境界づけられている、ステップと、 前記平滑化された統計データに基づいて、前記第1のサブセグメント中の前記フレームの輝度値を前記第1のダイナミックレンジから前記第2のダイナミックレンジにマッピングするための、第1のルママッピングを決定するステップと、 前記入力映像(435)の前記セグメント中の各一次フレームについて、 第2のスライディングウィンドウにわたって前記第1のルママッピングを平滑化するステップであって、前記第2のスライディングウィンドウは、前記一次フレームを中心とし、前記セグメント中の任意の数のシーンカットに基づいて境界づけられ、前記一次フレームの輝度値を前記第1のダイナミックレンジから前記第2のダイナミックレンジにマッピングするための第2のルママッピングを決定する、ステップと、 前記統計データに基づいて、前記一次フレームのクロマ値を前記第1のダイナミックレンジから前記第2のダイナミックレンジにあるクロマ値にマッピングするためのクロママッピングを決定し、前記クロママッピングを前記第2のスライディングウィンドウにわたって平滑化するステップと、 前記第2のルママッピングおよび前記クロママッピングに基づいて、前記セグメント中の前記フレームについてのコンポーザメタデータを生成するステップと、 を含む方法。
IPC (2件):
H04N 19/30 ,  H04N 19/46
FI (2件):
H04N19/30 ,  H04N19/46
Fターム (1件):
5C159MA34

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