特許
J-GLOBAL ID:202003021347301257

熱感知回路の異常検出回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人ゆうあい特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2018-202951
公開番号(公開出願番号):特開2020-071047
出願日: 2018年10月29日
公開日(公表日): 2020年05月07日
要約:
【課題】温度により電気的な特性値が変化する温度検出素子を用いた熱感知回路において、温度範囲が広い場合であっても、温度検出素子の異常を安定的に検出できる異常検出回路を実現する。【解決手段】温度検出素子1と、温度検出素子1と直列接続される複数の抵抗を有し、電流経路の切り替えが可能な抵抗部2と、抵抗部2での電流経路の制御を行う出力切替部31と、検出部32と、異常判定部34とを備え、温度検出素子1と抵抗部2との接続点における信号電圧の変化を検出部32が検出し、当該信号電圧の変化量に基づいて温度検出素子1に異常があるか否かを異常判定部34が判定する構成とする。これにより、特定の温度条件において、温度検出素子1が正常の場合の信号電圧と異常の場合の信号電圧とが同程度であっても、信号電圧の変化量に基づいて異常判定を行うため、異常状態と正常状態とを区別でき、安定して異常を検出できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
温度に応じて電気的な特性値が変化する温度検出素子(1)と前記温度検出素子に対して直列接続される複数の抵抗を有してなる抵抗部(2)とを用いて、前記温度検出素子と前記抵抗部との接続点における前記特性値に応じた電圧である信号電圧を生成して温度検知を行う熱感知回路における異常を検出する異常検出回路であって、 前記抵抗部における電流の経路の制御を行う出力切替部(31)と、 前記熱感知回路に接続される電源から印加される前記信号電圧を検出する検出部(32)と、 前記信号電圧の変化量に基づいて、前記温度検出素子または前記熱感知回路に異常があるか否かを判定する異常判定部(34)と、を備え、 前記異常判定部は、前記出力切替部により前記抵抗部における電流の経路を変化させる前の前記信号電圧と前記出力切替部により前記抵抗部における電流の経路を変化させた後の前記信号電圧との差に基づいて、前記温度検出素子または前記熱感知回路に異常があるか否かを判定する、異常検出回路。
IPC (1件):
G01K 7/24
FI (2件):
G01K7/24 M ,  G01K7/24 A
Fターム (1件):
2F056RA06

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