抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:2型糖尿病の腎機能正常患者の血清シスタチンC(CysC)レベルと血管合併症との関係を検討する。【方法】2017年1月から2018年5月までに,2型糖尿病患者合計218人の入院患者を登録し,血清CysCレベルの四分位数に従って,4つの群(G1群)に分割した。≦0.56mg/L,合計58例;G2群;0.570.73mg/L,合計52例;G3群;0.741.11mg/L,合計56例;G4群;≧1.12mg/L、合計52例。一般的な資料、生化学指標、糖化アルブミン、糖化ヘモグロビン、CysCレベル、およびCysCレベルの上昇に伴い、2型糖尿病患者の血管合併症のリスクを高める。【結果】4群間の頚動脈アテローム性動脈硬化の比較は,G4群とG1群の間に有意差があり(x2=-20.022,P=0.001),他の群の間に有意差がないことを示した。4群間の2型糖尿病網膜症を比較した。G3群とG4群とG1群の間に有意差があった(G3群;x2=-23.827,P=0.000;G4群;x2=-24.576,P=0.000),その他の各グループの間に統計学的有意差がなかった。ロジスティック回帰分析では,G1群と比較して,2型糖尿病網膜症のリスクは,CysCレベルの上昇とともに有意に増加した(G2:P<0.05)。OR=3.619,95%CI1.5398.510,P=0.003;G3:OR=5.524,95%CI=2.21413.718,P=0.000;G4:OR=5.661,95%CI=2.32113.806,P=0.000);血清の最も高いCysCレベルは頚動脈アテローム硬化の重要な危険因子であった(OR=9.842,95%CI=3.32429.145,P=0.000)。結論:血清CysCは2型糖尿病正常腎機能患者の2型糖尿病網膜病変、頸動脈アテローム発生の独立危険因子である。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】