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J-GLOBAL ID：202102210342296248   整理番号：21A0428639

香川県高松市を起点とする巨大災害発生直後の四国圏内陸域物資輸送に関する最短経路選択および災害リスクの定量化

Route Selection and Disaster Risk Evaluation in the Whole Shikoku Region Starting from Takamatsu, Kagawa Assumed Immediately After the Catastrophe

著者 (2件)： 柳川竜一 (香川高専) ,  岡本孝裕 (大阪防水建設社)
資料名： GIS-理論と応用  (Theory and Applications of GIS)
巻： 28  号： 2  ページ： 89-98  発行年： 2020年12月31日 
JST資料番号： L3915A  ISSN： 1340-5381  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大災害時に香川県から四国他県へ物資輸送による後方支援の目的を果たすために,既存の緊急ルートの特徴を明らかにした。さらに,南海トラフ巨大地震による津波,地滑り,および地盤被害となる液状化を回避するための代替ルート選択を検討し,選択したルートに含まれる災害リスクを定量的に明らかにした。山岳地域では,現在の道路網が断続的に狭い部分を有するので,大型トラックでの輸送が見込める十分に広い道路を整備する必要性を示した。複数のシナリオの下でのルート選択結果から,緊急時の対応では安全確保,目的地までの総距離の延長および意思決定を総合的判断し検討することの重要性を示した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *自然災害 ,  道路 ,  緊急対策 ,  *経路選定 ,  香川県 ,  経路 ,  最短路問題 ,  *道路網 ,  リスク ,  リスク評価 ,  道路整備 ,  山岳地 ,  最短経路 ,  災害リスク

分類 (1件)： 災害・防災一般  (RA02010Q)

引用文献 (15件)：

• 岩崎敏男・龍岡文夫・常田賢一・安田 進 (1980) 地震時地盤液状化の程度の予測について, 土と基礎, 28(4), 23-29.
• 愛媛県県民環境部 (2015) 愛媛県広域防災活動要領, 平成27年3月.
• 愛媛大学 (2019) 平成30年7月豪雨愛媛大学災害調査団報告書.
• 岸本まき・大佛俊泰・沖拓弥・廣川典昭 (2016) 東京都における大地震時の避難危険度と市街地性状との関連分析, 第25回地理情報システム学会学術研究発表大会.
• 高知県土木部 (2012) 高知県緊急輸送道路ネットワーク計画, <https://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/170701/kinkyuuyusoudouronw.html>.

タイトルに関連する用語 (10件)： 香川 ,  高松 ,  起点 ,  災害 ,  四国 ,  陸域 ,  輸送 ,  最短経路 ,  災害リスク ,  定量化