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J-GLOBAL ID:202102210366320309   整理番号:21A0096060

DSG2発現は予後不良と相関し,早期子宮頸癌を促進する【JST・京大機械翻訳】

DSG2 expression is correlated with poor prognosis and promotes early-stage cervical cancer
著者 (10件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 1-13  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7315A  ISSN: 1475-2867  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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初期段階(FIGO 2009 IA2-IIA2)子宮頸癌(CC)の病因と発達機構は不明のままである。癌ゲノムアトラス(TCGA)に基づく新規分子バイオマーカーは,CC病因の理解を促進し,初期段階CC予後の評価を助ける。早期CCにおける予後関連遺伝子を同定するために,単変量CoxおよびKaplan-Meierプロット分析によりTCGA mRNA-seqデータおよび臨床データを分析した。差次的発現分析は,初期段階CCでアップレギュレートされた遺伝子を同定した。好ましくない予後と相関する遺伝子と組み合わせて,更なる調査のためにデスモグレイン-2(DSG2)を選択した。初期段階CCにおけるDSG2発現を検出するために,免疫組織化学(IHC),定量的リアルタイムPCR(qRT-PCR)およびウェスタンブロット法を用いた。DSG2の発現と臨床的特徴の間の関係をカイ二乗検定によって分析した。Cox分析を適用して,CC全生存率(OS)と危険因子の間の関係を評価した。DSG2発現とCC細胞株増殖と移動の間の相関を,細胞計数キット-8(CCK-8)と移動アッセイで調べた。早期CCには416の予後関連遺伝子があった。DSG2,マトリックスメタロペプチダーゼ1(MMP1),炭酸アンヒドラーゼIX(CA9),ホメオボックスA1(HOXA1),およびセリンプロテアーゼ阻害剤B3(SERPINB3)は,隣接非癌組織(ANT)と比較して初期段階CCでアップレギュレートされ,予後不良と相関した。それらの中で,DSG2は患者生存と最も有意に相関していた。共発現分析は,DSG2がおそらく細胞分裂,転移酵素活性の正の調節,細胞移動の正の調節,EGFRアップレギュレーション経路およびリンパ脈管形成の調節に関わることを示した。IHC,qRT-PCRおよびウエスタンブロット法は,DSG2発現が正常組織よりCCにおいてより高いことを示した。DSG2発現と骨盤リンパ節転移(PLNM)を含むいくつかの攻撃的臨床的特徴の間に有意な相関を同定した。多変量Cox分析は,DSG2とPLNMがOSの独立予後因子であることを示した。DSG2ノックダウンはCC細胞増殖と移動を阻害した。DSG2は,腫瘍の増殖と転移を促進するバイオマーカーであり,初期段階CCにおける予後不良と相関する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  消化器の腫よう 
引用文献 (23件):
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