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J-GLOBAL ID:202102210968145324   整理番号:21A1116827

交互気候試験と自然風化に曝された木材の耐久性【JST・京大機械翻訳】

Durability of Wood Exposed to Alternating Climate Test and Natural Weathering
著者 (6件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 953  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7188A  ISSN: 1999-4907  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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自動車産業における木材ベース材料の使用は現在議論と調査中である。このような応用に対する主要な材料要求の一つは十分な耐候性である。これは,サンプルが変化する気候条件とNaCl水溶液のスプレーミストに暴露される加速劣化過程によって実証できる。木材の機械的および物理的特性に及ぼす培地塩(NaCl)の影響は,ほとんど研究されていない。本研究では,天然および人工的に風化したオーク(Quercus spp.)およびカバノキ(Betula pendula Roth)木材の曲げ強さ(MOR),弾性係数(MOE)および衝撃曲げ強さの変化を調べた。試験は同等の結果を示した。オークの自然風化下の減少は,MOR,MOE,および,それぞれ,3.73%,4.69%,および6.45%であった。人工風化の下では,オークに対して観測された減少は,カバノキに対して,それぞれ,7.33%,10.87%および16.29%および3.2%,8.21%および4.03%であった。人工風化サイクルの始めにカバノキ材が増加することは注目に値する。木材物質へのNaCl水溶液の浸透は木材平衡含水量(EMC)の増加をもたらし,これは木材に比べてNaClの強い吸湿性により説明できる。人工風化の開始におけるより高い衝撃強度は,EMCのこの増加によって部分的に説明できる。木材基板への塩の浸透挙動を調べるために,人工的に風化した試料をエネルギー分散X線分析(EDX)により調べ,塩濃度が風化サイクルと試料断面にわたって著しく変化することを示した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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木材の性質・構造  ,  改良木材 
引用文献 (42件):
  • Friedrich, H.E. Leichtbau in Der Fahrzeugtechnik; Springer: Stuttgart, Germany, 2017; ISBN 3658122951.
  • Baumann, G.; Stadlmann, A.; Kurzböck, C.; Feist, F. Crashsichere Holzverbundwerkstoffe in Leichtbaukarosserien der Zukunft. ATZ-Automob. Zeitschrift 2019, 121, 54-59.
  • Mair, C.; Zimek, M.; Stern, T.; Baumgartner, R.J. Sustainability performance of wood based materials: A systemic assessment of lightweight materials for the mobility sector. In Proceedings of the 24th Annual ISDRS Conference, Messina, Italy, 13-15 June 2018.
  • Kohl, D.; Link, P.; Böhm, S. Wood as a Technical Material for Structural Vehicle Components. Procedia CIRP 2016, 40, 557-561.
  • Leitgeb, W.; Kerschbichler, S.; Jost, T.; Mayrhofer, P.; Wagner, W.; Müller, U. Holz im strukturellen Fahrzeugbau. In Proceedings of the IHD, Konferenzproceedings-2. Interdisziplinäres Fahrzeugkolloquium, Dresden, Germany, 15-16 January 2016; pp. 1-118.
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