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J-GLOBAL ID:202102211203221393   整理番号:21A0187073

低利用水産物と食文化 ガゴメの高付加価値化と産学官連携

Increasing added value of Gagome Kombu based on industry-academia-government joint research
著者 (1件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 537-542  発行年: 2020年12月15日 
JST資料番号: S0220B  ISSN: 0285-4376  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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北海道における産学官連携の成功例は,北方系メガベントス(海藻や無脊椎動物)に焦点を絞った函館マリンバイオ産業クラスタープロジェクトである。ガゴメ昆布(Saccharina sculpera)は,北海道南部の函館や近辺の沿岸域に主に生育している。本種は多年生であり,水深8~25mの岩上に生育しているが,浅場にも出現する。その葉体は長さ1.5~3m,幅0.2~0.5mに達する。ガゴメの名称は,葉体表面の龍紋状の凸凹模様に由来する。ガゴメは粘液(アルギン酸,フコイダンおよびラミナランなどの水溶性多糖類)が豊富である。その粘性のテクスチャーは,健康上の利点(例えば,血糖吸収の遅延,人体からのナトリウムの排出促進,腸の健康改善,免疫系の強化,皮膚の保湿や再生など)が知られている多糖類からきている。また,ガゴメは,他のコンブ類(例えば,マコンブ S.japonica,スジメ Costaria costata,チガイソ Alaria crassifoliaなど)よりも2倍多いフコイダンを含んでいる。本プロジェクトは,函館周辺の海が,統合的技術を用いて貴重な生物資源を開発できる高生産性システムであることを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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海藻類  ,  海藻類 
タイトルに関連する用語 (5件):
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