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J-GLOBAL ID:202102211220206510   整理番号:21A0078018

沖合重質油の粘度低下剤としての超分岐共重合体の合成と評価【JST・京大機械翻訳】

Synthesis and evaluation of a hyperbranched copolymer as viscosity reducer for offshore heavy oil
著者 (8件):
資料名:
巻: 196  ページ: Null  発行年: 2021年 
JST資料番号: T0412A  ISSN: 0920-4105  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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よく知られているように,樹脂とアスファルテンは油の粘度を大きく増加させ,重油の流動への困難を引き起こし,置換する。したがって,重油の粘度を効果的に低減することは,油回収を強化するための鍵である。親水性界面活性剤単量体でグラフト化したHVRと命名された超分枝共重合体を合成し,沖合重油粘度を低減するための代替として評価した。脱イオン水中の第三世代ポリアミドアミンデンドリマ,アクリルアミド,アクリル酸,および界面活性剤単量体を用いたフリーラジカル共重合によるHVRの合成方法を,この論文で詳述した。HVRの特性化をFourier変換赤外分光法と1H核磁気共鳴分光法で記述した。見掛け粘度,油粘度低下能力,界面張力を含むHVR溶液の物理的性質を総合的に研究した。さもなければ,アスファルテン凝集体のシート構造に及ぼすHVRの影響およびアスファルテン凝集抑制-分散活性を,それぞれX線回折および紫外-可視分光光度計によって測定した。結果は,HVR溶液の見かけ粘度が比較的高くないことを示した。例えば,3500rpm,20sのWaring混合機によるせん断後,2500ppmのHVR溶液の粘度は22.7cPであった。しかし,HVR溶液は比較的高い粘度残留速度を持ち,約58%であった。一方,HVR溶液は重油に対する良好な粘度低減能力を有した。350cPから500cPまでの油粘度に対して,2000ppmでのHVRの粘度低減率は3:7の油水比の下で約97%であった。さらに,油-水界面張力は,2500ppmから1.61×10-2mNm-1の濃度のHVR溶液によって低減できた。HPAMとHVRとの相互作用後のアスファルテン凝集体を比較して,HVRと相互作用すると,芳香族シートの層間隔,鎖間距離と直径は遅れることを示した。一方,芳香族クラスタの高さと芳香族シートの有効数は,HVRとの反応により小さかった。加えて,HPAMによって処理されたアスファルテンと比較して,HVR濃度の増加に伴い,HVR溶液によって処理されたトルエン中のアスファルテンの吸光度は,有意に減少した。全体として,この新規超分枝共重合体は,重油粘度低減における応用の可能性を示した。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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油層工学 

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