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J-GLOBAL ID：202102211663224896   整理番号：21A0084707

塗料における乳化重合用界面活性剤の顔料分散への影響

Effect of Surfactant for Emulsion Polymerization on Pigment Dispersion in Paint

著者 (4件)： 井上聡 (ADEKA(株)) ,  福田佳緒里 (ADEKA(株)) ,  塚原直樹 (ADEKA(株)) ,  綾洋一 (ADEKA(株))
資料名： 色材協会誌  (Journal of the Japan Society of Colour Material)
巻： 93  号： 10  ページ： 329-334(J-STAGE)  発行年： 2020年 
JST資料番号： F0174A  ISSN： 0010-180X  CODEN： SKYOAO  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水系塗料における酸化チタンなどの顔料は,バインダーである樹脂エマルション(以下,樹脂Emと記す)中に分散しており,顔料分散のために添加される分散剤だけでなく樹脂Em表面の界面活性剤の影響を受けると推測されるが,実際の塗料系での顔料分散について検討された報告例は少ない。本報では塗料系において,樹脂Emに用いる乳化重合界面活性剤の違いによる酸化チタンの分散性や耐候性などの塗膜性能へ与える影響について解説するとともに,分散性向上化のための改善策についても併せて紹介する。(著者抄録)

シソーラス用語： *乳化重合 ,  *分散剤 ,  *水性塗料 ,  酸化チタン ,  乳濁液 ,  耐候性 ,  陰イオン界面活性剤 ,  非イオン界面活性剤 ,  反応性 ,  基 ,  疎水性 ,  安定性 ,  分散【dispersion】 ,  塗膜 ,  アルキルベンゼン ,  耐水性 ,  防汚性 ,  架橋【高分子】 ,  加速試験 ,  耐候性試験 ,  電子顕微鏡観察 ,  表面性状 ,  ポリエチレンオキシド ,  鎖長効果 ,  高分子鎖 ,  静電相互作用 ,  立体障害 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  脂肪族アルコール ,  不飽和脂肪酸 ,  カルボン酸エステル ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： SEM観察 ,  アニオン性界面活性剤 ,  エマルション ,  ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム ,  ノニオン界面活性剤 ,  架橋形成 ,  *顔料分散剤 ,  親水基 ,  水系塗料 ,  疎水基 ,  促進耐候性試験 ,  耐汚染性 ,  分散安定性

著者キーワード (8件)： 反応性界面活性剤 ,  乳化重合 ,  建築塗料 ,  耐候性 ,  Reactive surfactant ,  Emulsion polymerization ,  Architectural paint ,  Weather resistance

分類 (2件)： 塗料の性質  (YJ03020Q) ,  その他の洗浄剤  (YG02040W)

物質索引 (4件)： アクリル酸 ,  アクリル酸2-エチルヘキシル ,  メタクリル酸シクロヘキシル ,  メタクリル酸メチル

引用文献 (10件)：

• 1)経済産業省:ホームページ内, VOC排出抑制の手引き, PDFファイルhttp://www.meti.go.jp/policy/voc/downloads/VOC-tebiki_22fy.pdf
• 2)日本の塗料工業 ’15, 日本塗料工業会, 7 (2015).
• 3)別府耕次, 小林和史:最新・界面活性剤の機能創製・素材開発・応用技術, 技術教育出版, 456 (2005).
• 4)2017年 高機能添加剤・ハイブリッドマテリアルの現状と将来展望, 富士キメラ総研, 248 (2017).
• 5)界面活性剤の選び方, 使い方事例集, 技術情報協会, 338(2019).

タイトルに関連する用語 (4件)： 塗料 ,  乳化重合 ,  界面活性剤 ,  顔料