文献

J-GLOBAL ID：202102211699125186   整理番号：21A2682948

極端な環境条件のための超疎水性表面【JST・京大機械翻訳】

Superhydrophobic surfaces for extreme environmental conditions

著者 (3件)： Lambley Henry (Laboratory of Thermodynamics in Emerging Technologies, Department of Mechanical and Process Engineering, ETH Zurich, CH-8092 Zurich, Switzerland) ,  Schutzius Thomas M. (Laboratory of Thermodynamics in Emerging Technologies, Department of Mechanical and Process Engineering, ETH Zurich, CH-8092 Zurich, Switzerland) ,  Poulikakos Dimos (Laboratory of Thermodynamics in Emerging Technologies, Department of Mechanical and Process Engineering, ETH Zurich, CH-8092 Zurich, Switzerland)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 117  号： 44  ページ： 27188-27194  発行年： 2020年 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 衝突する水滴を反発する超疎水性表面は,典型的には,流入する液滴(動的,水ハンマー)より大きい毛細管(反ぬれ)圧力を有する構造を設計することによって作られる。最近の研究は,衝突中の液滴と基板の間の介在する空気層の発展,表面テクスチャ内の空気圧縮と排水のバランス,および液滴曲率の局所変化による周囲条件下での補完に影響するその役割に焦点を当てた。しかし,特に標準大気条件から,超疎水性表面の反ぬれ挙動に対する,介在空気層熱力学状態と組成の影響にはほとんど考慮されていない。ここでは,関連する物理を調べ,周囲圧力と水蒸気含有量に関して,ロバストな超疎水性を維持するための作動エンベロープを決定した。単層および多層の超疎水性表面および液滴メニスカスの高分解能動的イメージングおよび表面テクスチャへのその浸透挙動により,著者らは,周囲圧力の減少に伴って,不純化の厳しさの増加の傾向を露出し,そして,圧縮から生じる集合組織内の以前に未解明の凝縮ベースの補完機構,およびその後の低圧,湿潤条件における介在ガス層の過飽和を,明らかにした。流体動的考察と核形成熱力学を用いて,著者らは,典型的な大気条件を超えて,撥水性挙動を十分に拡張する,ロバスト超疎水性を有する多層表面を合理的に構築するために,この知識の機構的理解を提供し,さらに,この知識を採用した。このような特性は,水および氷に対する例外的な撥水性が望まれる輸送およびインフラストラクチャアプリケーションによって例証された多面的使用を見出すことが期待される。Copyright 2021 The Author(s). Published by PNAS. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 液滴 ,  核形成 ,  過飽和 ,  凝縮 ,  浸透 ,  *濡れ ,  熱力学 ,  表面構造 ,  水滴 ,  湿潤 ,  応用プログラム ,  メニスカス ,  エンベロープ ,  ロバスト性
準シソーラス用語： *超疎水性 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (3件)： 超疎水性 ,  濡れ ,  液滴衝突

分類 (1件)： 膜流,液滴,気泡,キャビテーション  (BC02070U)

タイトルに関連する用語 (2件)： 環境条件 ,  疎水性