抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,振動音響場の実験的キャラクタリゼーションと油圧ポンプの騒音性能の評価について述べた。油圧ポンプ騒音に関する研究は,伝統的に流体搭載騒音源に焦点を当てており,振動と騒音の解析は,いくつかの局所点に集中している。この傾向は,油圧ポンプの振動音響場の全体的挙動に関する研究の欠如をもたらし,騒音発生の完全なメカニズムを理解する障害の1つである。さらに,騒音レベルの決定のためのISO規格の存在にもかかわらず,ポンプの騒音性能の評価には多様な計量が使用されてきたが,これらの計量の妥当性は注意深く調べられていない。この点で,本論文では,測定した振動音響場を特徴付け,解釈するための方法を導入し,また,ポンプ騒音性能の公正な評価にISO規格を適用可能な適切な方法を提供することを目指した。振動音響場のキャラクタリゼーションのために,動作たわみ形状(ODS)と対応する放射音場を,スペクトル解析を用いてポンピング周波数の高調波で可視化した。ポンプとその取り付け板の運動と,周波数,ならびにそれらの相関に依存する放射雑音に関する観察を行った。Rayleigh積分方程式を用いた数値解析も行い,雑音放射に対する実装板運動の寄与をさらに調べた。ノイズ性能を評価するために,2つの異なるユニットを複数の運転条件で試験し,それらの測定音響電力レベル(SWLs)と音圧レベル(SPLs)に基づいて比較を行った。結果は,公正な騒音性能評価のためのSWL測定の重要性を強調して,2つの方法を,実用性のための測定点の最小数を決定して,油圧ポンプのための信頼できる音響電力決定を有するための実践として提案した。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】