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J-GLOBAL ID:202102211792558756   整理番号:21A0191556

追熟に伴うトマトおよびキウイフルーツ果実のクロロフィル蛍光スペクトル変化

Characteristics of Chlorophyll Fluorescence Spectra Variations in Tomato and Kiwi Fruits During Ripening
著者 (2件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 221-228(J-STAGE)  発行年: 2020年 
JST資料番号: L1430A  ISSN: 1880-2028  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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果実内部から放出されるクロロフィル蛍光スペクトルを測定し,クロロフィル濃度と密接に関連する蛍光強度比F685/F740の対数を指標(FMI)として,非破壊で果実の熟度および品質評価が可能であるか検討を行った.緑熟のトマト‘ホームモモタロウ’を追熟し,FMIと果皮色度(a*値およびa*/b*値)との関係を調べた結果,果皮色度に変化があらわれる数日前よりFMIの増加が始まり,完熟後はa*/b*値と同様の変化をすることが明らかとなった.キウイフルーツ‘ヘイワード’を用いた実験では,追熟温度によりFMIの変化が大きく異なること,一定条件で追熟を行った場合,FMIと硬度との間では未熟から可食までの段階において,FMIと糖酸比との間では未熟から完熟に至る全段階において,それぞれ直線関係があることがわかった.以上のことから,同一装置による蛍光スペクトル計測に基づき,FMIを指標としてトマトの熟度評価およびキウイフルーツの品質評価を行うことが可能であり,本手法は,追熟しても果皮色が変わらない果実の出荷時期や食べころの判定に有用であると考えられる.(著者抄録)
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分類 (2件):
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食品の分析  ,  園芸食品一般 
引用文献 (23件):

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