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J-GLOBAL ID:202102211836838413   整理番号:21A0099183

卵巣高悪性度漿液性癌における化学療法応答による免疫関連遺伝子発現と腫瘍浸潤リンパ球の違い【JST・京大機械翻訳】

Differences in immune-related gene expressions and tumor-infiltrating lymphocytes according to chemotherapeutic response in ovarian high-grade serous carcinoma
著者 (13件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 1-11  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7521A  ISSN: 1757-2215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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卵巣の高悪性度漿液性癌(HGSC)は上皮卵巣癌(EOC)の最も一般的なサブタイプであり,全体的に予後不良である。腫瘍微小環境における種々の免疫経路における免疫細胞集団と腫瘍浸潤リンパ球(TILs)の重要性の認識が増加している。本研究は,HGSCにおける遺伝子発現とTILレベルの間の相関を解明するために,免疫関連遺伝子発現とTILレベルならびに関連する化学療法応答を評価した。HGSC患者12名の新鮮組織試料を本研究に含めた。アジュバント化学療法に対するそれらの反応に依存して,患者を化学感受性(CS)または化学療法抵抗性(CR)の2群に分けた。770遺伝子の発現レベルを,NanoString n Counter Analysis Systemのn Counter PanCancer Profiling Panelを用いて分析した。定量的実時間ポリメラーゼ連鎖反応(qPCR)を行い,得られたNanoStringデータを検証した。代表的切片におけるTILレベルをヘマトキシリンおよびエオシン染色によって調べた。遺伝子およびTILレベルは,続いて化学療法反応と相関していた。いくつかの遺伝子は2つの研究群で差次的に発現した。11の代表的遺伝子を更なる評価のために選択した。それらの中で,9つの遺伝子(IRF1,CXCL9,LTB,CCL5,IL-8,GZMA,PSMB9,CD38,およびVCAM1)はCS群で有意に過剰発現した;一方,2つの遺伝子(CD24とCD164)の発現はCR群で増加した。qPCRの結果は,NanoString n Counter分析の結果と一致した。間質TILレベルは,アジュバント化学療法反応と有意に関連していた(p=0.001)。CSとCR群の間の有意差を,免疫関連遺伝子の発現レベルで観察した。免疫関連遺伝子発現はCS群で有意に高く,TILsも高レベルであった。したがって,HGSC患者では,免疫関連遺伝子発現とTILレベルが化学療法感受性と関連する可能性があることを示唆する。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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女性生殖器と胎児の腫よう 
引用文献 (50件):
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