文献
J-GLOBAL ID:202102211974251705   整理番号:21A0043977

悪性固形腫瘍患者の末梢血T細胞におけるPD-1,LAG-3,TIM-3の発現【JST・京大機械翻訳】

Expression of PD-1, LAG-3 and TIM-3 in peripheral blood T cells of patients with malignant solid tumors
著者 (6件):
資料名:
巻: 55  号: 10  ページ: 1597-1605  発行年: 2020年 
JST資料番号: C3527A  ISSN: 1000-1492  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
目的:悪性固形腫瘍患者のリンパ球サブセットとCD4+T細胞、CD8+T細胞上の免疫チェックポイント分子PD-1、LAG-3、TIM-3の発現を検討する。【方法】CD3-細胞,CD3+T細胞,CD4+T細胞,CD8+T細胞,CD4/CD8比率,B細胞,NK細胞,および免疫チェックポイントPD-1を,30人の悪性固形腫瘍患者と15人の健常対照者において,フローサイトメトリー(FCM)によって検出した。LAG-3とTIM-3の発現を検出した。同時に、腫瘍患者のリンパ細胞亜群及び免疫検査点発現の割合に対して相関性分析を行った。【結果】健常対照者と比較して,CD3-細胞の比率は増加したが,CD3+T細胞の比率は減少したが,有意差はなかった。CD4+T細胞の割合は(57.64%±15.52%)対(54.69%±11.33%),CD8+T細胞の割合は(34.03%±14.27%)対(31.13%±9.97%)であった。CD4/CD8比は1.94(0.96,2.68)vs1.85(1.30,2.67),B細胞の割合は5.90%(3.09%,10.69%)vs7.63%(6.67%,10.85%)であった。しかし,NK細胞の割合は8.61%(5.58%,16.15%)vs21.96%(12.84%,36.47%)であった。腫瘍患者のCD4+T細胞、CD8+T細胞上の免疫検査点分子PD-1、LAG-3、TIM-3の発現率は健康対照者より高く、両陽消耗CD4+Tの割合が増加し、両陽消耗CD8+Tの割合に統計学的有意差がなかった。腫瘍患者のCD4+T細胞の割合はPD-1+CD4+T細胞、両陽消耗CD4+T細胞の割合と負の相関を示した。結論:悪性固形腫瘍患者の末梢血部分リンパ細胞の割合が乱れ、負性免疫検査点分子が高発現、共発現、消耗T細胞の割合が高くなり、細胞免疫に対して負の制御を行う。免疫チェックポイント分子の協同作用は腫瘍の発生発展に関与している可能性がある。腫瘍患者の免疫チェックポイント阻害剤の単剤治療が無効な患者では、多標的連合治療がより良い治療効果を得られる可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫反応一般  ,  細胞生理一般  ,  消化器の腫よう 
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る