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J-GLOBAL ID：202102212132618232   整理番号：21A1595407

スーパー二相ステンレス鋼の応力腐食割れ挙動に及ぼす機械加工表面完全性の影響【JST・京大機械翻訳】

Effect of machined surface integrity on the stress corrosion cracking behaviour of super duplex stainless steel

著者 (2件)： Rajaguru J. (Department of Mechanical Engineering, IIT Madras, Chennai, Tamil Nadu 600036, India) ,  Arunachalam N. (Department of Mechanical Engineering, IIT Madras, Chennai, Tamil Nadu 600036, India)
資料名： Engineering Failure Analysis  (Engineering Failure Analysis)
巻： 125  ページ： Null  発行年： 2021年 
JST資料番号： W0684A  ISSN： 1350-6307  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超二相ステンレス鋼(SDSS)の貧弱な加工特性は,部品に引張残留応力を誘起するので,表面完全性に影響を及ぼす。この加工部品をホスト塩化物条件に曝すと,それは応力腐食割れ(SCC)形成をもたらし,それによってそれらの耐用年数に影響を与える。関与する亀裂現象を理解するためには,加工(旋削)プロセスに従って形成される亀裂の異なる特性を研究することが重要である。本研究は,SDSSの応力腐食割れに及ぼす加工表面完全性の影響を研究することに焦点を当てた。機械加工に続いて,試験片を1時間,2時間,および5時間の異なる浸漬時間で塩化物条件でSCC試験に供した。試験は,ASTM G36標準による精製で行った。結果は,2軸引張残留応力の高い大きさのために,機械加工マークの平行および垂直方向に沿って発生する主要な亀裂を示した。浸漬時間(5時間)の増加とともに,亀裂の新しい形と局部腐食が表面に認められた。1hと2hでは,表面の僅かなピット形成と共に,主要な亀裂だけが明白であった。しかし,5時間で,選択的攻撃/選択的浸出が,亀裂のネットワークの形成と共に,ターン表面で起こった。遷移ピット/亀裂挙動の解析は,異なるピットが主要な亀裂より強度の高い有害な亀裂を形成することを明らかにした。亀裂密度は5hの浸漬時間で成長し続け,また,亀裂密度の減少に関する証拠は観察されなかった。しかし,亀裂密度の定量化は,高密度亀裂形成の複雑なネットワークのため,5時間で不可能であった。微細構造解析は,フェライト相が塩化物環境においてオーステナイト相よりSCCに対してより脆弱であることを明らかにした。Copyright 2021 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 亀裂 ,  微細構造 ,  ネットワーク ,  加工性 ,  旋削 ,  *応力腐食割れ ,  オーステナイト ,  塩化物 ,  *機械工作 ,  フェライト組織 ,  局部腐食 ,  完全性 ,  ネットワークアーキテクチャ ,  *二相ステンレス鋼
準シソーラス用語： 超二相ステンレス鋼 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： スーパー二相ステンレス鋼 ,  機械加工 ,  応力腐食割れ ,  局部腐食

分類 (1件)： 金属材料  (HC04020L)

タイトルに関連する用語 (5件)： 二相ステンレス鋼 ,  応力腐食割れ ,  挙動 ,  加工表面 ,  完全性