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J-GLOBAL ID：202102212523959008   整理番号：21A3253237

今こそ図書館の本質を考える

著者 (1件)： 常世田良 (立命館大 文)
資料名： Cul De La  (Cul De La)
巻： 3  号： 1  ページ： 2-10  発行年： 2020年10月27日 
JST資料番号： F2576A  ISSN： 2434-0189  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・コロナ禍における日本の図書館現場の対応について,平時には隠れていた本質や課題を提言。
・閉館を余儀なくされながらも,電子書籍・メール・チャット・ネット等,多様な非来館型サービスの取組みを実施した米国の公共図書館を例に挙げ,日本の図書館のデジタル化の後れは喫緊の課題と指摘。
・図書館空間の利用に関する課題として建築の重要性を挙げ,図書館関係者の建築設計過程への不参加,最重要サービスである「貸出」業務への意識,情報提供の専門職である司書と市民の交流空間を示唆。
・閉架書庫は図書館の倉庫ではなく全資料の貯水池であり,各図書館は情報の蛇口であるとし,資料利用効率の向上は重要ポイントと明言。

シソーラス用語： *公共図書館 ,  *システム ,  *制度 ,  貸出 ,  *図書館サービス ,  図書館員 ,  助成 ,  情報サービス ,  *ウイルス感染症 ,  呼吸器感染症
準シソーラス用語： COVID-19 ,  司書 ,  情報支援 ,  情報提供 ,  *図書館システム

分類 (1件)： 図書館サービス  (AC09040J)

タイトルに関連する用語 (1件)： 図書館