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J-GLOBAL ID:202102212797284247   整理番号:21A2843135

コレステロール25-ヒドロキシラーゼは25-ヒドロキシコレステロール産生によりALV-J感染を制限するニワトリISGである【JST・京大機械翻訳】

Cholesterol-25-hydroxylase Is a Chicken ISG That Restricts ALV-J Infection by Producing 25-hydroxycholesterol
著者 (13件):
資料名:
巻: 11  号:ページ: 498  発行年: 2019年 
JST資料番号: U7293A  ISSN: 1999-4915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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鳥類の白化ウイルスサブグループJ(ALV-J)は,家禽産業において巨大な経済的損失を引き起こすニワトリレトロウイルスに属している。インターフェロン刺激遺伝子(ISG)はウイルス感染制御に重要である。ここでは,RNA-Seqによりニワトリ末梢血単核細胞(PBMC)でインターフェロン-(IFN-)により誘導される897I型ISGを同定した。さらに,152の潜在的抗ALV-JニワトリI型ISGを同定した。これらの潜在的抗ALV-J ISGの中で,ニワトリコレステロール25-ヒドロキシラーゼ(chCH25H)を,ニワトリ胚線維芽細胞株(DF1)における更なる抗ウイルス機構研究のために選択した。遺伝子chCH25Hは染色体6に位置し,系統樹において哺乳類CH25Hと異なるグループにクラスタ化された。chCH25Hのコアプロモーター領域は75/1配列内に位置した。chCH25HはDF1細胞においてニワトリIFNおよびALV-Jにより誘導されることを見出した。chCH25Hの過剰発現は,感染後48時間(hpi)でDF1細胞におけるALV-J複製を有意に阻害した。加えて,ALV-J複製は,chCH25HノックアウトDF1細胞で有意に増加した。さらに,chCH25HはI型およびII型インターフェロンよりも25-ヒドロキシコレステロール(25HC)の産生を介してALV-J感染を制限することを示した。著者らの結果は,152の潜在的抗ALV-JニワトリI型ISGを同定し,chCH25Hの産物である25HCが,ALV-J感染を制御するための天然抗ウイルス剤として使用できることを明らかにした。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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ウイルス感染の生理と病原性 
引用文献 (39件):
  • Payne, L.N.; Nair, V. The long view: 40 years of avian leukosis research. Avian Pathol. 2012, 41, 11-19.
  • Schoggins, J.W.; Rice, C.M. Interferon-stimulated genes and their antiviral effector functions. Curr. Opin. Virol. 2011, 1, 519-525.
  • Schoggins, J.W. Interferon-stimulated genes: Roles in viral pathogenesis. Curr. Opin. Virol. 2014, 6, 40-46.
  • Liu, S.Y.; Sanchez, D.J.; Aliyari, R.; Lu, S.; Cheng, G. Systematic identification of type I and type II interferon-induced antiviral factors. Proc. Natl. Acad. Sci. USA 2012, 109, 4239-4244.
  • Schoggins, J.W.; Wilson, S.J.; Panis, M.; Murphy, M.Y.; Jones, C.T.; Bieniasz, P.; Rice, C.M. A diverse range of gene products are effectors of the type I interferon antiviral response. Nature 2011, 472, 481-485.
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