文献
J-GLOBAL ID:202102213293470435   整理番号:21A0803770

NK細胞免疫療法に対する耐性の機序【JST・京大機械翻訳】

Mechanisms of Resistance to NK Cell Immunotherapy
著者 (13件):
資料名:
巻: 12  号:ページ: 893  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7153A  ISSN: 2072-6694  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
免疫療法は最近,癌治療における主要なブレークスルーである。ナチュラルキラー(NK)細胞は,主要な組織適合性複合体(MHC)および抗原非制限様式で癌細胞を標的化する強力な細胞毒性活性により免疫療法に適した標的である。NK細胞を標的化する現在の治療法は,NK細胞抗体依存性細胞媒介細胞毒性(ADCC),造血幹細胞移植(HSCT),NK細胞の採用伝達,キメラ抗原受容体(CAR)-NK細胞を用いたNK細胞の再指向性,およびNK細胞の抗腫瘍活性を高めるためのサイトカインおよび免疫刺激薬の使用を促進するモノクローナル抗体を含む。いくつかの有望な臨床結果にもかかわらず,これらの治療法を受けている患者は,しばしば耐性を発症し,免疫系と癌細胞の両方に影響する耐性の無数の機序が報告されている。NK細胞療法の有効性を調節する最初の寄与因子は,NK細胞生物学のすべての側面を調節する個体の遺伝的プロファイルである。加えて,アポトーシスに対する癌細胞の耐性および癌細胞の免疫化,それらの免疫原性を低下させ,免疫抑制を促進するプロセスは,NK細胞治療に対する耐性の主要な決定因子である。従って,NK細胞抗腫瘍療法の有効性は,各患者および疾患に特異的である。このような免疫抑制機構の解明は,NK細胞の抗腫瘍能を完全に利用する新しい手順と治療戦略の開発に重要である。Copyright 2021 The Author(s) All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの免疫療法  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
引用文献 (231件):
  • Cantoni, C.; Grauwet, K.; Pietra, G.; Parodi, M.; Mingari, M.C.; Maria, A.D.; Favoreel, H.; Vitale, M. Role of NK cells in immunotherapy and virotherapy of solid tumors. Immunotherapy 2015, 7, 861-882.
  • Chiossone, L.; Dumas, P.Y.; Vienne, M.; Vivier, E. Natural killer cells and other innate lymphoid cells in cancer. Nat. Rev. Immunol. 2018, 18, 671-688.
  • Karre, K.; Ljunggren, H.G.; Piontek, G.; Kiessling, R. Selective rejection of H-2-deficient lymphoma variants suggests alternative immune defence strategy. Nature 1986, 319, 675-678.
  • Sun, J.C.; Lanier, L.L. NK cell development, homeostasis and function: Parallels with CD8(+) T cells. Nat. Rev. Immunol. 2011, 11, 645-657.
  • Moretta, L.; Locatelli, F.; Pende, D.; Sivori, S.; Falco, M.; Bottino, C.; Mingari, M.C.; Moretta, A. Human NK receptors: From the molecules to the therapy of high risk leukemias. FEBS Lett. 2011, 585, 1563-1567.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る